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週末殺到も“想定範囲内”──Mac mini似のAOpenベアボーン、アキバに登場週末アキバPick UP!:(1/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「Mac mini似のあれ」「意地でもファンレス」「2段占有ファンコン」「いまどき新品Opteron 150」だ!

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今冬本命のベアボーン、Mac mini似の「mini PC」アキバに登場

 今週木曜日より、AOpen製のベアボーンキット「mini PC(MP915-B)」の発売がアキバ各ショップで始まった。価格は4万5000円前後で、在庫は潤沢だ。

 このmini PC、販売前からユーザーの問い合わせが多数寄せられていたようだ。「週末に殺到してもいいように在庫は潤沢に確保しています。想定の範囲内です。え、いや、年末だから今年ハヤった言葉、使いたくなるじゃないですか。インスパイヤ」(T-ZONE.PC DIY SHOP)とのことで、狙っていたユーザーはぜひとも週末、アキバに行っていただきたいところだ。

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AOpen「mini PC(MP915-B)」

 mini PCは専用に製造されたという小型マザーを搭載し、本体サイズを幅165×奥行き165×高さ55ミリまで小型化したIntel 915GMマザー搭載ベアボーンキット。スロットイン式の薄型DVDスーパーマルチドライブ(2層式DVD±R記録対応対応)を標準搭載し、Socket 479、DDR2 SO-DIMMスロット、2.5インチHDD接続インタフェースを備える。

 ほか、DVI-IやギガビットLAN、Mini-PCIが1基搭載される。CPUソケットはSocket 479でDothanコアのPentium M 740(1.73GHz)まで、ないしCeleron M 380(1.60GHz)までが搭載可能だ。電源供給には付属の65ワットのACアダプタを用いる。

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俺コンハウスでは店頭デモが実施されている。デジタル/アナログ両対応のDVI-I搭載で、従来のアナログD-Subも使用できる

 さて、そのデザインと筐体サイズがアップルコンピュータの「Mac mini」と類似しているのがもっともたる特徴だ。しかしそこはアキバ。Mac miniに似ているからという理由だけで買っていくユーザーほぼいない。

 俺コンハウスは「Petium Mを搭載できる最小クラス・静音性も望めるベアボーンということだからでしょう。静音性を重視しつつ、そこそこのパフォーマンスを求めるユーザーは、発表当初からかなり興味を持っていたようです」と話す。

 もう1店、クレバリー1号店では値ごろ感を評価している。「DVDスーパーマルチドライブを搭載し、4万5000円前後は安いですね。最小構成で組めばならOS込みで8万円以下で仕上がるかもしれません」。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 また同じく木曜入荷にて、ShuttleからPentium M対応のキューブ型ベアボーン「XPC SD11G5」が登場した。価格は5万2000円前後、在庫は潤沢だ。

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Shuttle「XPC SD11G5」

 XPC SD11G5は、Intel 915GMチップセット搭載マザーを採用し、Pentium M 755までに対応するベアボーンキットだ。PCI Express x16やDDR2 SDRAMスロットを2本搭載でデュアルチャネル構成、ほかRAID 0/1に対応するなど、比較的高性能なマシンに仕上げられるのが特徴だ。電源は220ワットACアダプタを用いる。

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結構大きい付属ACアダプタ。ちなみに奥はmini PC

 入荷したパソコンショップ・アークは「Pentium Mのパフォーマンスを存分に活用できる仕様です。徹底した静音ユーザー限定というわけではなく、幅広いユーザー層にお勧めできます。ボーナスが入ったらこれをベースにマシン組んでみてはいかがですか?」と話す。

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