週末殺到も“想定範囲内”──Mac mini似のAOpenベアボーン、アキバに登場：週末アキバPick UP！:（2/4 ページ）

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP！」。今週のキーワードは「Mac mini似のあれ」「意地でもファンレス」「2段占有ファンコン」「いまどき新品Opteron 150」だ！

[古田雄介（アバンギャルド）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia] PC用表示関連情報

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「意地でもファンレス」──メーカーの心意気が伝わるグラフィックスカード

　今週火曜、アキバ複数のショップでGeForce 6600GT搭載のギガバイト製グラフィックスカード2モデルが出回りはじめた。

　発売されたのは、256Mバイトメモリを搭載の「GV-NX66T256DE」と、128Mバイトメモリ搭載の「GV-NX66T128D-SP」。価格はGV-NX66T256DEが2万1000円強、GV-NX66T128D-SPが2万円前後。在庫は共にやや少数だ。

　2モデルの違いはメモリ容量と種類。128Mバイト搭載のGV-NX66T128D-SPはDDR3（メモリクロック1GHz）が、GV-NX66T256DEは容量256Mバイトながら、若干低速なDDR2（メモリクロック800NHz）が採用される。

「GV-NX66T256DE」（左）と「GV-NX66T128D-SP」（右）

　両モデルは、背面ブラケットに吸気口を備えることで直接外気を取り込む冷却機構「Silent-Pipe II」を採用しファンレス仕様であることが特徴だ。ファンレスながら上記機構によりエアフローを考慮することで、同社が従来モデルで使っていたファンレスクーラーよりも効率的に冷却できるとしている。

冷却性能を上げるためにカードの表裏に大型のフィンを搭載する。設置には上下1段、計3段分ほどの空きが必要だ

　クレバリー1号店は「グラフィックスカードは性能向上に比例して発熱量も増えています。GeForce 6600GTもミドルクラスのGPUながら従来のファンレス機構では対応しきれなくなっています。この2モデルは今後のファンレスモデルの方向性を示す製品になりそうですね」となかなかの好印象であるようだ。

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