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カーボンファイバーボディ採用で軽量化を実現した未発表ノート「VAIO SZ Series Notebook」2006 International CES(2/2 ページ)

CESのソニーブースに展示されていた、未発表モデル「VAIO SZ Series Notebook」は、カーボンファイバーボディを採用する魅力的なモバイルノートだった。デザインや質感は、まさに「VAIO type 505 EXTREME」の再来といえる。

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 液晶ディスプレイは、最大解像度1280×800ドットのサイズが13.3インチ。VAIO SZ Premium modelでは、LEDバックライトを採用。本体左側面には、光学式ドライブとExpressCardスロット、内蔵LAN/モデムコネクタ、USB 2.0コネクタ×2が用意されている。

 また、本体右側面は、PCカードスロット(TYPE I/II)、メモリースティックスロット、IEEE 1394コネクタ、VGA、サウンド端子が用意されている。有線LANコネクタは、1000BASE-T対応だ(コントローラは、Marvell Yukon 88E8036)。

 光学式ドライブは、CD-R/RW、DVD±R/RW、DVD-RAM、2層式DVD+Rをサポートする。ドライブ自体はPanasonicのUJ-832Dを採用。内蔵HDD容量は80Gバイトであった。さらに、液晶ディスプレイ上部にはCCDカメラが内蔵され、内蔵マイクと同時に使うことで映像チャットも標準構成で楽しめるようになっている。ちなみに、VAIO SZ Premium modelにはワイヤレスWAN用のアンテナも用意されているが、これは北米モデルのみとなる。

 キーボードは、北米仕様モデルだけあって英語のASCII配列。タッチパッド手前には指紋認証センサーが用意され、ログイン認証などに利用できるようになっている。加えて、加速度センサーも内蔵されており、加速度の変化を関知してHDDのヘッドを退避させるプロテクション機能も実装されている。

 バッテリー駆動時間は、VAIO SZ Premium modelでは液晶ディスプレイのバックライトにLEDを採用していることもあって、輝度が明るい状態でも最長7時間ほどいけるそうだ。重量や液晶ディスプレイのサイズを考えると、この値はかなりいい数字だろう。

 米国における実売価格は、VAIO SZが1999ドルから、VAIO SZ Premium modelが2299ドルから、となっており、今年3月の出荷が予定されている。現時点では北米市場でのみの発売が決定しており、日本での発売はいまのところ未定。


液晶ディスプレイは、1280×800ドット表示対応の13.3インチワイド液晶。VAIO SZ Premium modelではLEDバックライトを採用しており、省電力に貢献している


本体右側面。スーパーマルチドライブ、ExpressCardスロット、USB 2.0対応コネクタ、モデム、有線LANのコネクタが用意されている。ヒンジ部分のアンテナは北米市場向けのVAIO SZ Premium modelに搭載されるワイヤレスWAN用


本体左側面。メモリースティックスロット、PCカードスロット、VGAコネクタ、i.LINKポート、サウンドコネクタがある


液晶ディスプレイ上部にはCCDカメラが内蔵されている


キーボードは、北米市場向けということもあって英語キーボードが搭載されていた。また、タッチパッド部分には指紋認証ユニットが搭載されている
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