ど派手系“光りモノ”パーツが最近需要増傾向──昨今のアキバブームの影響か:週末アキバPick UP!:(1/4 ページ)
アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「光モノ」「X1900待ち?」「新Pentium 4」「中古で人気のP4」だ!
光モノパーツ、ひさびさに新製品入荷
今週木曜から金曜にかけて、セリングの光モノパーツ群がPCパーツショップ・CUSTOMや高速電脳などに入荷した。それぞれ十分な数があるが「国内代理店のセリングによると海外メーカーから再度取り寄せる予定はないとのこと。いつまで販売できるか分からない状況です」(PCパーツショップ・CUSTOM)という。
CCFL-02は長さ30センチのネオン管。背面ブラケットに固定できる電源スイッチを備え、ケース内に設置して照明として使用可能だ。価格は青と緑、赤色タイプが1380円。ブラックライトタイプは1580円。
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もう1つ、LNK-01は長さ32センチで、ネオン管の中をプラズマが走るタイプのもの。よりぎらぎら・ど派手なものが好きなユーザーにはこちらがおすすめだ。青と赤色タイプともに価格は1980円。
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NSR-150は付属インバータと接続することにより自らが発光する、長さ150センチのカラーワイヤー。PCケース内のケーブル類を束ねて巻くといった使い方が想定される。価格は1580円。
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かつて2003年から2004年にかけて小ブレイクした光モノ小パーツ類。現在もLED搭載のCPUクーラーや汎用ファン、電源などはとりあえず多数見つかるが、遊び心のあふれる光モノは、一時期のブームが去った後はさほど新製品も出ない状態だった。
セリングが新たに光モノパーツを投入してきたことについて、PCパーツショップ・CUSTOMは「おおいに歓迎します。多くのメーカーが光モノアイテムの取り扱いを終了しており、人気があった製品ほど入手困難な状況でしたから。おもしろいでしょ、こういうのってやっぱり。ただしかつてのようなブームは訪れないと思うので、よけいな在庫を抱えないよう、様子を見ながら少量ずつ入荷していこうと思ってますが……」と話す。
高速電脳は、昨年末あたりからほんの少しだけブームの再燃を感じていたという。「昨年秋ごろから、やや若年層と思わしきユーザーが光モノパーツを好んで購入しているように感じています。自作を始めて少し慣れてきた頃に、PCカスタマイズの1つとして光モノはけっこう取っつきやすいものです。このことは最近のアキバブームにより、新規ユーザーが増えたと思われることが背景にあるのではと思います」とコメントする。
これら光りモノ小パーツしかり、年末に再販も行われた海連の真空管アンプふうケース「Jules」(レビュー参照)しかり、改めて自作PCの楽しさを再認識させてくれる“つくる”楽しさが味わえるパーツ、今後もたくさん登場して欲しいものである。
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