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大容量ポータブルHDDはこう使え!──デキるビジネスパーソンのHandyDriveオン&オフ活用術(3/3 ページ)

「HandyDrive」というブランド名でポータブルHDD市場に新規参入した富士通が、新たに120Gバイトの上位モデルを投入した。この120Gバイトをどう使えばいいか? ポータブル性と大容量を切り口に、HandyDriveの活用方法を探ってみた。

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大容量データをHandyDriveでシャトル

 DTPやビデオ制作などの分野では、データのやりとりにMOや書き込み型DVDを利用しているケースも多いだろう。だが、これらのリムーバブルメディアは容量が最大でも数Gバイトなので、データの種類や内容、ファイル数などによっては、1枚のメディアに収まり切らなくなることがある。また、メディアの仕様や読み出し/書き込み速度面での制約から、作業用ディスクとして使用するのも難しい。このためデータをやりとりするたびごとに内蔵HDDからメディアへ、メディアから内蔵HDDへとデータを移し替えなければならず、時間と労力、書き込み型DVDの場合はメディア代が浪費されていた。

 しかしFPHD1120なら120Gバイトあるので、MOやDVDの十数倍〜数十倍のデータを一度に受け渡すことができる。内蔵HDDに比べれば遅いものの、外付けHDDとしては十分な速さがあるため、接続したFPHD1120をそのまま作業用ドライブとして使用することも可能だ。内蔵HDDからFPHD1120へ、FPHD1120から内蔵HDDへとデータを移し替えなくてはならない場合でも、MOやDVDに比べると待ち時間や労力は大幅に少なくてすむ。特に、データサイズが巨大になりがちな動画系の未編集生データをやりとりする際などに重宝するだろう。

 もちろんFPHD1120は、自宅に持ち帰って仕事をする機会が多いビジネスパーソンのシャトルドライブとしても活用できる。堅牢なアルミ一体型ケースを身にまとっているため、満員電車でもみくちゃにされたり堅いものが当たっても、よほどのことがない限り破損することはないだろう。ハードディスクパスワードロックツールを使ってパスワードを設定しておけば、万一なくしてしまっても中身を見られる心配はない。


FPHD1120のコンパクトさを実感してもらうために、名刺ケース(左)および長札タイプの財布(右)と比較してみた。これならスーツの内ポケットに入れて持ち歩いても苦にならないだろう

いつでもどこでもテレビが見たい!

 パーソナルユースでシャトルさせたい大容量データといえば、おそらくテレビの録画データだろう。

 FMV-BIBLOシリーズの2006年春モデルでは、全モデルにAV視聴ソフト「MyMedia」が搭載されている。MyMediaはローカルまたはリモートの音楽や動画ファイルをネットワークを通じて最大5台までのFMVシリーズで視聴できるソフトだが、多忙なビジネスパーソンたるもの、その日のうちに録画したテレビ番組を見られるとは限らない。撮りだめたテレビ番組を週末に固め見するというのが実際のところなのではないだろうか。

 だが今年は、本稿掲載時には佳境を迎えているであろうトリノ冬季オリンピックや、サッカーのワールドカップドイツ大会といったビッグイベントがある。時差および仕事の関係でリアルタイムには見られないとしても、少しでも早く見たいというのが人情だろう。

 その点FPHD1120を使えば、NB55R/TなどのホームエンターテインメントPCで録画したデータをコピーして手軽に持ち出せる。LOOX Pのような軽量・コンパクトなモバイルノートを持っていれば、朝晩の通勤時間を使って視聴することが可能だ。もちろん会社の規則によるが、昼休みに会社のPCを使って見ることも不可能ではない。営業パーソンであれば、「すごかったですねぇ、○○○○の試合……」などと、営業トークの枕に使うこともできるだろう。


LOOX PにもAV視聴ソフト「MyMedia」が搭載されている。LOOX Pはテレビチューナーを搭載していないので番組録画できないが、FPHD1120を使って録画データをシャトルさせれば、通勤や昼休みなどの空き時間を使って視聴することが可能だ

 このようにFPHD1120は、アイデア次第でさまざまな用途に活用できる。オン/オフにわたって、ビジネスパーソンの力強い右腕になってくれるはずだ。

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提供:富士通 株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月19日

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