一太郎でマスターする、人を納得させる文書作成のテクニック(3/6 ページ)
この物語は、中堅商社に勤める若手ビジネスマンの奮闘を描いたイメージストーリーである。面白く読んでいただけるようコメディタッチに仕上げたが、盛り込まれている内容は実際の会社でも目にするものばかりだ。読み手を納得させる文書作成のテクニックをイメージストーリーに沿って見ていこう。
「あとは項目の下に本文を入力していけばいいだけ。簡単だし、こうやって作ると見通しがついて書きやすいだろ? それにこうやって書いていけば、ここをこうするだけで見栄えのいいリポートに一発で変換できる。文書の見栄えも、伝わる文書作りには重要な要素なんだよ」
そう言って先輩は、一太郎のオートブック機能を使ってリポートの体裁を整えた。
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「おお! これは便利ですね!! 先輩の秘密兵器はこれでしたか!」
「秘密兵器と言うほどじゃないと思うけど……。うちの会社はもともと一太郎を使ってる人が多かったんで、一太郎をライセンス版で購入してるんだ。使いたいのなら総務部に行って手続きをしてくれば?」
「へぇ、そうなんですか! じゃあさっそく行ってきます!」
その足で総務部に向かうケンタロウ。担当者に教えてもらいながらライセンス追加の手続きを行い、インストール用のCD-ROMを借りてきて、さっそくインストールしてみた。
一太郎を起動し、先輩から指摘された点に注意しながらリポートの修正に取りかかる。わかりにくい表現や誤字・誤用をその場で指摘してくれるのにはちょっと感動。
「そうか、『中国の若者の携帯電話の所持率の推移』とか、『生の声が得れた』なんてのはダメなんだな……」
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携帯電話の市場シェアや売上高の推移といったデータは、先輩が言っていたようにネットで見つかった。一太郎のナレッジウィンドウにはブラウザ機能もあって、そこから必要な部分を文書に取り込んでいく。
キャラクター商品に関するさまざまなデータや市場分析については先輩諸氏がすでにリポートにまとめてくれているので、そこから丸ごと拝借した。一太郎はWordのファイルを読み込んで表やグラフをそのまま利用できるので、この作業も楽勝だ。食事に行く間もなかったので、金ちゃんヌードルを食べながら書き続け、なんとか終電までには先輩にリポートをメールで送ることができた。
提供:株式会社 ジャストシステム
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月19日
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