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BenQとLite-On IT、光学ドライブ製品で戦略提携
BenQとLite-On ITは、光学ドライブ製品における戦略的な提携に基本合意したと発表した。この提携により世界市場シェアは27%となり、世界第2位の光学ドライブメーカーとなる。
BenQとLite-On ITは4月11日、光学ドライブ製品における戦略的提携に基本合意し、今後、光学ドライブ製品の製造を統合していくと発表した。
今回の提携でBenQは約44億円(日本円/約12億台湾ドル)の現金収入を得るとともに、Lite-On IT発行株式の13%を取得し、同社の第2筆頭株主となる。BenQより2名をLite-On IT取締役として派遣する。Lite-On ITはBenQストレージ製品におけるODM顧客への交渉権と技術特許の使用権を得、BenQブランド光学ドライブ製品生産の全面委託を受ける。世界市場シェアは27%となり世界第2位の光学ドライブメーカーとなる。
この提携により両社はより資源を効果的に投資を投入できるとしている。フィリップスベンキュー・デジタルストレージはBlu-rayドライブなどの開発に注力し、Lite-On ITはコスト競争力を武器に、より多数の市場シェア獲得を狙う。
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