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新生「MacBook」がついに登場――ラインアップには黒いモデルも

Apple Computerは、iBook G4の後継となる「MacBook」を発表した。iMac、Mac mini、MacBook Proに次ぐIntel Core搭載Macは、13.3インチワイド液晶を搭載した3モデルがラインアップされる。最上位機にはほぼ5年ぶりのイメージチェンジとなるブラックモデルも登場した。

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 Apple Computerは5月16日、iBook G4および12インチPowerBookの後継となる「MacBook」3モデルを発表した。価格は13万4800円から。同社のオンラインサイト「AppleStore」ではすでに受注が開始されており、出荷予定日は3から7営業日となっている(5月16日現在)。

「MA254J/A」「MA255J/A」(写真=左)と「MA472J/A」(写真=右)

 iBook G4および12インチPowerBookの後継にあたるMacBookは、液晶サイズを13.3インチワイド(1280×800ドット)に統一した「MA254J/A」「MA255J/A」「MA472J/A」の3モデルで構成される。いずれもIntel Core Duoを搭載するほか、最上位モデルのMA472J/Aは今までのイメージを一新するブラックカラーを採用したのがトピックだ。

 また、上位シリーズの「MacBook Pro」と同様に、内蔵カメラ「iSight」をはじめ、10フィートUIである「Front Row」用リモコンが付属するほか、マグネット式のMagSafe電源アダプタ、落下時にHDDを保護する緊急モーションセンサーなどを備える。このほか、iPhoto、iMovie HD、iDVD、GarageBand、iWebで構成される統合アプリケーション「iLife '06」も付属している。OSはMac OS X 10.4.6(Tiger)。

 各モデルはCPUやHDD容量、光学ドライブなどで差別化されており、1.83GHz Intel Core Duoを搭載し、512Mバイトメモリ(PC2-5300)、60GバイトHDD(Serial ATA/5400rpm)、コンボドライブを装備する最下位モデル「MA254J/A」が13万4800円。これからCPUを2.0GHz版に、光学ドライブをSuperDriveに変更した「MA255J/A」が15万9800円、さらにHDD容量を80Gバイトに増量した「MA472J/A」が17万9800円で販売される。

 ギガビットLANやAirMac Extreme(802.11g)、Bluetooth 2.0+EDRなどのネットワーク機能と、USB 2.0×2、ライン/光デジタル音声共用の入出力端子、mini-DVIポートなどのインタフェースは15インチMacBook Proとほぼ同じ構成。ただし、ExpressCard/34スロットが省かれているほか、バックライトキーボードなどのギミックは搭載されていない。ちなみに、2.0GHz Intel Core Duoを搭載する15インチMac Book Pro(MA463J/A)の価格は24万9800円で、最上位のMacBookと比べても7万円ほどの開きがある。

 本体サイズは325(幅)×227(奥行き)×27.5(高さ)ミリ、重量は約2.36キロ。液晶パネルの薄型化により、12インチ/14インチiBook G4に比べてボディの厚さが6.7ミリほどスリムになったほか、従来のiBookや12インチPowerBookよりも79%明るい輝度250カンデラ/平方メートルを実現した。また、今回のIntel Core化を中心とするアーキテクチャの刷新により、システム性能はiBookと比較して最大で5倍、12インチPowerBookと比べても最大4倍になったという。

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