レビュー

Core2 Duoを搭載した“Gateway”のフラグシップタワー──「ゲートウェイ GT5056j」(2/2 ページ)

Gatewayに待望のCore2 Duo搭載モデルが登場した。絶対性能だけでない、費用対効果に優れたイマドキのフラグシップタワーの実力を紹介しよう。

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GatewayオリジナルのBTXケースはハイエンド構成でも音静か

 ゲートウェイのデスクトップPCを評価するたびに思うのだが、いずれもケースがかなり重たい。造作がしっかりしており、ちょっとやそっとじゃ歪みもしないほど堅牢なのだが、持ち上げるたびにずっしりと腰にくる。GT5056jのPCケースも重い。フォームファクタはBTXであり、ケースのサイズはmicro ATX用のミニタワークラスしかないのだが、使用しているパネルが厚いためか、かなりの重量がある。

 内部の構成は、一般的なPCケースとは異なる独自の配置になっている。右側のサイドパネルを開けると、まず目立つのがCPUへ風を送るためのダクトだ。緑色に着色されたダクトは、前面に取り付けた吸気ファンからの風を直接CPUクーラーへ送るためのもので、CPUのクーラーユニット自体はファンレスだ。PCケースの背面に取り付けられた排気用ファンは、CPUクーラーを冷却した空気がそのまま排出されるように一直線上に配置されている。前面と背面のファンは回転が低く抑えられており、起動時以外の動作音は静かだ。使用していて聞こえてくるのは主にHDDの動作音であり、PC本体を机上に置いていてもうるさくない。なお、この状態はベンチマーク実行時にも変わることがなく、ファンの回転数が変化しているのは聞き取れなかった。

 3.5インチのシャドウベイは2基のみなので、標準構成のHDDですべて埋まってしまってしまう。それゆえHDDを増設することができない。PCIスロットは2本あり、1本はFAXモデムが占有している。FAXモデムを使用しないなら、2枚のPCIカードが増設できる。拡張カードの固定はネジを使わない方式なので容易に行える。電源ユニットは、デルタ製の400ワットモデルが採用されている。底面に12センチファンを持つ静音モデルであり、電源の動作音は非常に静かだ。2台の光学ドライブに2台のHDDと搭載するデバイスは多いが、Core2 Duoとグラフィックスカードがハイエンドモデルでないため400ワットの電源ユニットで十分に余裕がある。

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ゲートウェイが“6ベイ”と呼ぶBTXケース。5インチベイ×2、3.5インチオープンベイ×1+カードリーダー、シャドウベイ×2という構成。光学ドライブは、DVDスーパーマルチドライブとDVD-ROMドライブの2台構成。ドライブのパネルは、ケースに合わせたカバーが取り付けられており、デザインの一体感を出している
背面には6ポートものUSB 2.0が装備されている。IEEE 1394も用意しているが、残念ながらLANは100BASE-TX対応となっている
DIGITAL MEDIA MANAGERという名称のカードリーダユニットは、SDメモリーカード、MMC、スマートメディア、メモリースティック、メモリースティックPRO、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュ、マイクロドライブの7種類に対応
CPUクーラーの冷却は、ダクトと一体になった12センチファンにより、フロントパネルのスリットから外気を取り込んで行われる。電源ユニットはデルタ製の400ワットを搭載。底面に12センチ静音タイプファンを搭載するモデルで動作音は静か

価格を超えたハイパフォーマンスを実現。15万円以下でハイエンドPCが入手できる

 ゲートウェイのハイエンドモデルだけに、その性能は気になる。CPUはCore2 Duoのミドルクラス、グラフィックスカードはGeForce 7シリーズのバリューモデルであるが、PCMark05で4856、3DMark05では、1024×768、nonAA、Optimaiseで3972となっており、十分にハイパフォーマンスといえる結果を残している。FINAL FANTASY XI for Windows オフィシャルベンチマーク3のスコアもLowで10000に迫る勢いであり、かなり重めの3Dゲームでも無難にこなせるほどのパフォーマンスを発揮している。

 GT5056jは、九十九電機や上新電機などのオンラインショップで15万円を切る価格で購入できる。この価格でこれだけのハイスペックPCが手に入れられるコストパフォーマンスは特筆に値する。さらに、ケースの堅牢性や静かな動作音なども加味すると、とてもお買い得なモデルと評価できるだろう。

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