「期待はしているんだけど……遠いねぇ」――在庫が減らない地デジチューナー事情:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
地デジチューナーカードの解禁から間髪入れずに、ピクセラが地デジと地アナのダブルチューナーモデルを発売。しかし売れ行きはいまひとつで、数多の規制に憤る声があふれている。
GF9600GTとRADEON HD 3650搭載のファンレスカードが立て続けに登場
ファンレスの低価格帯グラフィックスカードが複数登場している。暑くなってくるこの時期、排熱に気をつかうファンレスモデルより、大型ファンを搭載するタイプが人気を集めそうだが、ツートップ秋葉原本店は首を横に振る。
「ミドルクラス以上はおっしゃるとおりですが、もともとファンレスで売れるのは低価格帯が中心です。2万円台から下のクラスは、季節に関係なくファンレスタイプに注目が集まりますよ。発熱がもとから低いうえ、むちゃな使い方をすることも少ないでしょうから、夏だからといって敬遠する人はいないですね」という。
それでは、モデルごとにみていこう。
ギガバイトから登場したのは、GeForce 9600 GTを搭載する「GV-NX96T1GHP」。2スロット占有型のファンレスクーラーを採用したほか、DDR3メモリを1Gバイト搭載するのが特徴。デュアルDVI出力に対応する。インタフェースはPCI Express x16。価格は2万4000円弱で、在庫は潤沢だ。
ASUSTeKからは、RADEON HD 3650搭載モデルが2製品発売された。PCI Express x16タイプの「EAH3650 SILENT」は、ウェーブのかかった一枚板のヒートシンクを搭載。DDR2メモリを1Gバイト積んでおり、デュアルDVI出力やHDMI出力に対応する。もちろん、2スロット占有型だ。価格は1万2000円強で、入荷ショップは週明けに増える模様。
AGP接続の「AH3650 SILENT」は、DDR2メモリを512Mバイト搭載している。2スロットの厚みをフルに使った巨大ヒートシンクを採用しているのが目を引く。こちらもデュアルDVI出力とHDMI出力に対応している。価格は1万円強で、在庫は潤沢だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.