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XPで簡単にできたデスクトップの設定、Vistaではどうすればいい?サクッとおいしいVistaチップス 38枚め(2/2 ページ)

Windows XPを快適に使うためにデスクトップをカスタマイズしている人は多いだろう。それはVistaでも同じだが、「アレ、いつもの場所に設定画面がないぞ……」

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ボリュームやネットワークのアイコンを通知領域に表示する

 Windows XPで通知領域にボリュームコントロールを表示するためには、コントロールパネルから「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」を開いて、「音量」タブで「タスクバーに音量アイコンを配置する」を選択する必要があった。また、ネットワークアイコンを表示するには、ネットワーク接続のプロパティを開いて「全般」タブで「接続時に通知領域にインジケータを表示する」のチェックボックスをオンにする必要があった。

 Vistaで通知領域にサウンドやネットワークのアイコンを表示するには、スタートボタンを右クリックして「プロパティ」を選択し、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」から「通知領域」タブをクリック。ここで、「時計」「ボリューム」「ネットワーク」「電源」といったアイコンを通知領域にまとめて表示する設定が行える。Windows XPのように、いろいろなプロパティを開いて設定しなくてよいので便利だ。

スタートボタンを右クリックして「プロパティ」を選択(写真=左)。「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」から「通知領域」タブをクリックすれば、通知領域に表示するアイコンを追加できる(写真=右)
過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況
内容 Home Basic Home Premium Business Ultimate
37枚め:Vistaのスタートアッププログラムを見直す
36枚め:VistaのCD/DVD書き込み機能は必要か?
35枚め:IMEが知らない間に切り替わる事故を防ぐ
34枚め:Vistaのファイル共有を理解する
33枚め:VistaのHDDキャッシュ設定を変更して高速化する
32枚め:Vistaのドライブ暗号化機能「BitLocker」を理解する × × ×
31枚め:Vistaのファイル圧縮/暗号化機能を活用する
30枚め:Vistaのファイル検索をカスタマイズする
29枚め:Vistaのファイル検索をマスターする
28枚め:Vistaの視覚効果を変更してスピードアップ
27枚め:VistaのWindowsサイドバーとガジェットを使いこなす
26枚め:Internet Explorer 7の同時ダウンロード数を増やす
25枚め:Vistaの電源ボタンを交換する
24枚め:Windows Media Player 11の共有機能を利用する
23枚め:Vistaの「プログラムと機能」をカスタマイズする
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす
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