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サーマルティク、液冷よりも20度冷える冷却コンプレッサー搭載PCケース「Xpressar」
サーマルティクは、マイクロコンプレッサー冷却システムを内蔵したタワー型PCケース「Xpressar with Black Xaser VI」を発表した。
サーマルティクはこのほど、マイクロコンプレッサー冷却システムを内蔵したタワー型PCケース「Xpressar with Black Xaser VI」(以下、Xpressar)を発表、2月10日より発売する。価格はオープン、予想実売価格は9万9800円(税込み)。
Xpressarは、ATX/microATXマザーボードの搭載に対応するタワー型PCケースで、蒸気圧縮による冷却システムとなるR.C.S(Refrigeration Cooling System)を搭載。同社検証テストによれば、液冷システム利用時よりもさらに-20度の冷却性能向上が可能としている。冷却システムは、CPU設置用の蒸発器、およびマイクロコンプレッサー、コンデンサー、膨張弁、ICコントローラーから構成。いずれも本体内に収納可能だ。
本体サイズは250(幅)×605(奥行き)×660(高さ)ミリ。利用可能ドライブベイは5インチ×7(3.5インチドライブベイマウンタ×1)、3.5インチシャドー×5。電源ユニットはATX電源に対応、搭載電源としては同社製1200ワット電源「W0133」、850ワット電源「W0204」などの高出力電源が推奨されている。
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なお、R.C.Sのユニットレイアウトにより搭載マザーボードによっては干渉の可能性があるとしている。動作確認済みマザーボードの一覧はこちら(随時更新予定)を参照のこと。
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