16型ワイドの主力機がデザインを一新し、基本スペックを強化――「dynabook TX」:2010年PC夏モデル
dynabookの主力機である「dynabook TX」は、マット塗装を施した高級感のある新デザインに生まれ変わり、CPU性能を強化した。
Turbo Boost対応のCore i5を採用し、基本性能を強化
先行して3D Vision対応モデルが発表された「dynabook TX」シリーズには、2010年春モデルの「TX/66PL」と「TX/66L」を統合する形で、2色のカラーバリエーションを用意した「TX/77M」が登場した。価格はともに17万円前後。6月下旬より発売される。
夏モデルでは、Intel HM55 Expressチップセットベースの基本システムを継承しつつ、CPUがCore i3-330M(2.13GHz)から、Hyper-Threadingに加えTurbo BoostもサポートするCore i5-450M(2.4GHz)へと強化されているのが目を引く。また、アスペクト比16:9の16型ワイド液晶(1366×768ドット/省電力LEDバックライト)を採用したのもポイントだ。一方、ボディデザインも大幅に見直され、ボディの輪郭を光沢塗装、パームレストや天面には指紋のつきにくいマット塗装を施している。また、10キー付きキーボードは、タイル状のアイソレーションキーボードが採用されたほか、キーボード奥に配置されるharman/kardonスピーカーのデザインも一新された(なお、ほかの夏モデル同様、Dolby Advanced Audioに対応する)。
そのほかのスペックはメモリ4Gバイト、HDDが500Gバイト、光学ドライブはBlu-ray Discドライブで、ネットワーク機能としてIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとギガビットLANを備える。インタフェースは、ExpressCard /34、メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC/MMC/MS/MS Pro)、USB 2.0×4(うち1つはeSATA共用)、eSATA×1、HDMI出力、アナログRGB出力など。本体サイズは、約380.5(幅)×254(奥行)×28~35.6(高さ)ミリ、重量は約3キロ。約1.4時間のバッテリー駆動が行える。OSはWindows 7 Home Premiumで、32ビット版と64ビット版を選択できるセレクタブル仕様だ。また、最新オフィススイートの「Microsoft Office Home and Business 2010」がプリインストールされる。
dynabook TX 店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
dynabook TX | TX/77MWH (ベルベッティホワイト) | 2スピンドル | 新デザイン | Core i5-450M(2.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | 32 / 64ビット版Windows 7 Home Premium | 17万円前後 |
TX/77MBL (ベルベッティブラック) | 2スピンドル | 新デザイン | Core i5-450M(2.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | 32 / 64ビット版Windows 7 Home Premium | 17万円前後 | |
dynabook TX 店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
dynabook TX | TX/77MWH (ベルベッティホワイト) | 16型ワイド | 1366×768ドット | Intel HM55 Express | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | CPU統合 | - | 約3キロ |
TX/77MBL (ベルベッティブラック) | 16型ワイド | 1366×768ドット | Intel HM55 Express | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | CPU統合 | - | 約3キロ |
関連記事
Office 2010がやって来た:2010年PC夏モデル特集
2010年の夏は、新世代VAIO PやLet'snote初のコンバーチブル型、3D立体視対応PCなど、注目機種がめじろ押し。Office 2010搭載モデルも熱い!!2010年PC夏モデル:東芝がBlu-ray 3Dも再生できる3D Vision対応ノートPCを投入――「dynabook TX」
東芝のメインストリームを担う「dynabook TX」シリーズに、同社初となるNVIDIA 3D Vision対応モデルが投入される。発売は7月下旬の予定だ。2010年PC春モデル:新型AtomからCore i3/i5搭載ノートPCまで全36モデル――東芝「dynabook/Qosmio」シリーズ
東芝は1月18日、2010年PC春モデルとして「dynabook/Qosmio」シリーズ全36モデルを発表した。インテル最新プラットフォームの採用をはじめ、SpursEngine搭載モデルをボリュームゾーンに投入したのが見どころだ。2010年PC春モデル:高機能AVノートPCを手ごろな価格で――「dynabook Qosmio V」
春モデルの新シリーズ「dynabook Qosmio V」は、地デジチューナーや独自の映像処理エンジン「SpursEngine」、Blu-rayドライブを搭載しながら実売20万円を切る。2010年PC春モデル:最新CPUを搭載した18.4型フラッグシップノート――「Qosmio G65」
18.4型ワイド液晶を搭載する東芝のフラッグシップ地デジノート「Qosmio G」シリーズは、Arrandale世代の基本システムに移行し、基本性能を強化した。2010年PC春モデル:dynabookの主力機が基本システムを一新――「dynabook TX」
16型ワイド液晶を搭載する東芝の主力機「dynabook TX」は、CPUにCore i3-330Mを採用した。2010年PC春モデル:実売14万円台の“お手軽”地デジノートPC――「dynabook TV」
16型ワイド液晶を搭載するシングル地デジモデル「dynabook TV」は、低価格モデルのCPU性能を強化した。2010年PC春モデル:15.6型ワイドのエントリーモデルにもCore i3を搭載――「dynabook EX」
実売12万円台半ばから購入できるエントリーモデル「dynabook EX」は、上位3モデルでCore i3-330Mを採用し、HDD容量を強化した。2010年PC春モデル:Core i3を搭載した高性能コンパクトノートPC――「dynabook CX」
13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載する2スピンドルノートPC「dynabook CX」は、最新システムを採用した1モデルが投入される。2010年PC春モデル:長時間駆動のCULVノートPCを全8モデルに拡充――「dynabook MX」
“ネットノート”と呼ばれる超低電圧版CPU採用モデル「dynabook MX」シリーズは、ラインアップが8モデルに拡充され、HDD容量も強化された。2010年PC春モデル:新型Atomを採用し、4色のカラバリで展開――「dynabook UX」
東芝のNetbook「dynabook UX」は、CPUに最新のAtom N450を採用し、新しいボディデザインの4色で展開する。2010年PC春モデル:高性能モバイルPCに低価格モデルが登場――「dynabook SS RX2/RX2L」
東芝の高性能モバイルPC「dynabook SS RX」シリーズに、コストパフォーマンスモデルが追加された。実売20万円から。
関連リンク
- dynabook.com
- 東芝
- 製品最安値比較サイト:ITmedia +D Shopping
- ソフトウェアダウンロード販売サービス:+D Download
- ソフトウェアのライセンスはまとめ買いがお得:LICENSE ONLINE
- デジタルライフに彩りを与える専門ショップ:+D 専門店街
- VAIOのことならお任せ!:VAIO LOVERS
- ソニーじゃなきゃもったいない!:SONY LOVERS
- FMVを安く買うならここ!:FMVマニア
- デルのお得情報を毎週更新!:DELL Power
- ThinkPadがWeb限定特価:Lenovo media
- PCパーツからオシャレなノートPCまで:msi style!
- 満を持して登場!! マウスコンピューター・ステーション
- 店舗もWeb直販もお得!! TWO TOP MEDIA
- 欲しかったアレがここにある!:ニーハオ!!上海問屋
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.