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高性能モバイルPCに低価格モデルが登場――「dynabook SS RX2/RX2L」2010年PC春モデル

東芝の高性能モバイルPC「dynabook SS RX」シリーズに、コストパフォーマンスモデルが追加された。実売20万円から。

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実売20万円前後の廉価モデルが登場

dynabook SS RX2L

 12.1型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載する高性能モバイルノートPC「dynabook SS RX」シリーズは、従来の「dynabook SS RX2」に加えて、基本システムを共通化しつつ、液晶ディスプレイを変更することで価格を抑えた「dynabook SS RX2L」という新しいラインが登場した。実売予想価格は「RX2/T9L」が26万円前後、「RX2/T6L」が22万円前後、「RX2/T5L」が20万円前後。いずれも1月下旬より発売される。

 春モデルのポイントは、RX2の廉価版であるRX2Lがラインアップされた点だ。RX2は液晶ディスプレイにバッテリー駆動時間や屋外での視認性で有利な半透過型液晶を採用していたが、新たに追加されたRX2Lでは通常のLEDバックライト液晶を搭載する。これにより、実売価格が最下位モデルで20万円前後と、ぐっと引き下げられた。

 そのほかの基本スペックは同等で、2009年の秋冬モデルと同じくCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)とIntel GS45 Expressの組み合わせを採用している。メモリは4Gバイト、ストレージは上位2モデルが128GバイトSSD、下位モデルが320GバイトHDDを搭載する。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックス機能はチップセット内蔵コアを利用する仕様だ。

 インタフェースは、PCカードスロット、SD/SDHCメモリカードスロット、USB 2.0×3(うち1つはeSATA共用)、アナログRGBなど。ネットワーク機能として、ギガビットLANとIEEE802.a/b/g/n準拠の無線LANを備えるほか、下位2モデルにはWiMAXモジュールが内蔵される。本体サイズは、RX2が約283(幅)×215.8(奥行)×19.5〜25.5(高さ)ミリ、RX2LがRX2が約283(幅)×215.8(奥行)×20.4〜25.9(高さ)ミリ。バッテリー駆動時間と重量は、搭載バッテリー(バッテリーパック32A/バッテリーパック63A)に応じて約6.5時間〜約14時間まで、重量は858グラム〜1200グラムとなっている。なお、OSには32ビット版のWindows 7 Professionalがプリインストールされる。

dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
dynabook RX2/RX2L RX2/T9L 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3-800) 128GB(SSD) 32ビット版Windows 7 Professional 26万円前後
RX2L/T6L 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3-800) 128GB(SSD) 32ビット版Windows 7 Professional 22万円前後
RX2L/T5L 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3-800) 320GB 32ビット版Windows 7 Professional 22万円前後
dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
dynabook RX2/RX2L RX2/T9L 12.1型ワイド 1280×800ドット Intel GS45 Express DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約858/978グラム
RX2L/T6L 12.1型ワイド 1280×800ドット Intel GS45 Express DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.2キロ
RX2L/T5L 12.1型ワイド 1280×800ドット Intel GS45 Express DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.21キロ

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