PC春モデルの売れ筋争いにSandy Bridge／アップル製品も参戦、「MacBook Pro」がランクイン：PC販売ランキング（2011年2月28日～3月13日）（2/2 ページ）

デスクトップPC：3月第1週は秋冬モデル「VALUESTAR N」、第2週は春モデル「VAIO J」が首位に

　デスクトップPCの販売状況もかなり大きな変動が見られる。3月第1週はランキングの7割、第2週は8割が2011年春モデルに移行した。

　3月第1週の首位は前回と変わらずNEC「VALUESTAR N（PC-VN770CS6）」（秋冬モデル）が獲得。売れ筋は速やかに春モデルに移ってはいるが、これのみいまだ高い人気を維持している。2位にソニー「VAIO J（VPCJ138FJ）」、3位に富士通「FMV ESPRIMO FH（FMVF55CD）」、4位にNEC「VALUESTAR N（PC-VN370DS6）」（以上春モデル）、5位にアップル「iMac 21.5インチ（MC508J/A）」が入った。

　続いて第2週は春モデルのソニー「VAIO J（VPCJ138FJ）」が浮上。長らく首位を維持していた2010年9月発売のVALUESTAR Nだが、19週ぶりに首位が入れ替わった。2位に富士通「FMV ESPRIMO FH（FMVF55CD）」、3位にNEC「VALUESTAR N（PC-VN770CS6）」（秋冬モデル　前回1位）、4位にNEC「VALUESTAR N（PC-VN370DS6）」（春モデル）、5位に東芝「dynabook Qosmio D710（PD710T7BBF）」（春モデル）が入った。

　今回は新たに3モデル、東芝「dynabook Qosmio D710（PD710T7BBF）」（6位）、富士通「FMV ESPRIMO FH（FMVF76CD）」（7位）、「FMV ESPRIMO EH（FMVE30CT）」（9位）が初ランクインを果たしている。

　このほか、2011年1月末に判明した“インテルショック”による春商戦への影響が心配されたコードネーム：Sandy Bridge世代の新プラットフォームを採用したモデルだが、今回はCore i5-2520Mを搭載する「FMV ESPRIMO FH（FMVF76CD）」が晴れて初ランクインを果たした。これ以外のモデルも2月後半から3月にかけて発売の見通しがついているので、春商戦向け展開にも大きな問題なく間に合うと思われる。なお、3月10日にソニーもコードネーム：Sandy Bridge世代のCPUを搭載するシリーズを中心とする春モデル第2弾を発表し、3月19日より順次発売する。

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• “地デジ＋3D”のラインアップを強化、Sandy Bridge、新モバイルノートも──NEC「LaVie／VALUESTAR」新モデル
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