Airより安くて高性能な“Ultrabook”をアピール――ASUS「ZENBOOK」発表会:13.3型は1600×900ドット、11.6型は8万円台から(2/2 ページ)
ASUSの初代Ultrabookは、アルミから削り出した超薄型ボディにCore i7-2677Mや高速SSDを搭載。発表会にはASUS会長のジョニー・シー氏が登壇し、“トップセラーの競合製品”と比較した際の優位性を語った。
薄型ボディに高性能と高音質サウンドシステムを内蔵
ZENBOOKは、薄型軽量モバイルノートPCではハードウェアスペックが高いのも特徴の1つだ。11.6型/13.3型の両モデルで、CPUに超低電圧版のCore i7-2677M(1.8GHz/最大2.9GHz)を採用し、ストレージにはSATA III(6Gbps)接続のSSDが搭載されている。「ZENBOOKは(性能面でも)通常のノートPC以上のものを達成できる」と自信を持って語るシー氏は、“トップセラーの競合製品”と比較したスライドを示して、SSDの転送速度で2倍近くの性能を発揮できるとアピール。さらに13.3型モデルでは、“トップセラーの競合製品”が1440×900ドットの解像度であるのに対し、より広い1600×900ドットである点を付け加えた。
また、薄型モバイルPCながら音質にこだわっている点もユニークだ。シー氏は「ZENBOOKはただ仕事をするためだけのマシンではない」と実際に音を鳴らし、Bang&Olufsen ICEpowerと共同開発したサウンドシステムを紹介。「最高のサウンドをこんなにスリムな製品で楽しむことができる」と自信を見せた。
最後にシー氏は「すばらしい美、スマートフォンのような卓越したレスポンス、ケタ外れの性能とグリーン(低消費電力)、信じられないほどのサウンド、そして驚くべき価格」とZENBOOKの特徴を改めて繰り返し、ZENBOOKのキャッチコピーである「直観を、信じるか?」という言葉を日本語で語りかけて発表会を締めくくった。
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