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ソニーがGoogleのChromebookを準備中――FCCの審査を通過
ソニーが「Chrome OS」搭載のVAIOブランドのノートPCを米国で発売するようだ。
ソニーが米Googleの「Chrome OS」搭載ノートPC「Chromebook」を準備していることが、米連邦通信委員会(FCC)が公開している認証データベースの書類で明らかになった。3月21日に認証を取得した「VAIO VCC111」シリーズのユーザーガイドの手順に「PCを立ち上げてChrome OSを起動する」と書かれている。
FCCは通信関連を管理する米連邦政府機関で、米国内でWi-Fi搭載端末を販売するには同機関の認証を取得する必要がある。
FCCのデータベースでは、VAIO VCC111シリーズのユーザーガイドの他、FCCによるハードウェアのテスト結果や写真も公開されている。これらの写真から、ディスプレイが韓国Samsung Electronics製の11.6インチであることや、HDMIポートやSDカードスロットを備えることが分かる。底面に貼ってあるシールに「CPU T25」とあるのは、米NVIDIAのARMベースのSoC「Tegra 250 3D T25」のことのようだ。ソニーはAndroid搭載タブレット「Sony Tablet」でもNVIDIAのTegra 2を採用している。
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Chromebookは、Googleが2010年12月に発表したChrome OS搭載のノートPC。現在SamsungとAcerが欧米で端末を販売している。
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