レビュー
第2回 潮風とロマンとぬれ煎餅、R732と銚子電鉄“乗り・撮り”の相性は?:テツなアラフィフと「dynabook R732」(2/2 ページ)
わたしは「テツ」である──。テツ趣味をさらに極めるべく導入した「dynabook R732」は、実際どのように使えるか。銚子電気鉄道旅へ実戦投入してみることにした。
テツの旅は、行ったり来たり戻ったりが基本
というわけで銚子電鉄である。朝8時に出て、JR総武本線経由で12時少し前に銚子駅に到着。到着ホームの先に目指す銚子電鉄のホームがある。
乗車したら「弧廻手形(こまわりてがた)」という1日乗車券を購入する。価格は620円。こちら、銚子駅から外川駅までの往復運賃と同じ料金だが、銚子ー外川全駅での乗降が自由にできるものだ。何回も乗り降りする“テツ旅”に必須である。さらに、弧廻手形には「ぬれ煎餅 1枚プレゼント券」が付いているのも見逃してはならない。途中の犬吠駅でこれと引き替えに銚子電鉄名物のぬれ煎餅がもらえるのだ。
さて、今回は銚子駅からそのまま外川駅まで“乗り”、それから引き返して犬吠駅へ(ここでぬれ煎ゲット)。もう一度外川駅へ戻りつつ引き返し、観音駅へ行くというルートをとった。なんで同じ駅を往復しているかというと、銚子電鉄は2種類の車両を行き交わせることで運行している。つまり、最初に乗った車両と違う車両を“撮る”には、どこかでやり過ごして、同じところを往復する必要があるのだ。
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写真を撮ったら、すぐにイメージを確認してみたくなる。今回は本気モードのため、写真はすべてRAWで撮影したが、ここでもR732の処理速度と機動性が生きてくるわけだ。RAWで撮影したデータをその場で現像するなんて、今まで考えられなかった。こちらは次回で紹介しよう。
(続く)
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