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東芝、暗号化機能を備えたエンタープライズ向け4TバイトHDDを発表
東芝セミコンダクター&ストレージは、エンタープライズ向けとなるSAS/SATA接続対応の3.5インチHDD「MG03SCP400」「MG03ACA400Y」など計8製品を発表した。
東芝セミコンダクター&ストレージは11月29日、エンタープライズ向けとなるSAS/SATA接続対応の3.5インチHDD計8製品を発表、12月初旬よりサンプル出荷を開始する。
8製品はいずれも暗号化機能を標準で搭載した3.5インチHDDで、暗号キーを消去することで瞬時に複合を不可能にする「クリプトグラフィックイレーズ機能」を備えており、廃棄/再利用作業を短時間で行えるのが特徴だ。
“ニアライン向け”のSAS接続モデルと低コストなSATA接続モデルを用意、それぞれ1Tバイト/2Tバイト/3Tバイト/4Tバイトモデルの4バリエーションをラインアップしている。暗号化機能はSASモデルがTCG-EnterpriseSSC、SATAモデルがATA Security Feature setにそれぞれ準拠した。
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ほか、暗号化非搭載となる4TバイトSAS/SATA接続対応の3.5インチHDD「MG03SCA400」「MG03ACA400」も従来ラインアップに追加される。
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