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万人向けではない、だからこそ愛せる 格子配列40%のアルミ削り出しキーボード「EPOMAKER Luma40」レビュー武者良太の我武者羅ガジェット道(1/4 ページ)

薄軽さに妥協したくない人へ。格子状のオーソリニア配列を採用した40%極小キーボード「EPOMAKER Luma40」をレビューします。かなりの“くせ者”ですが、抜群のタイプ感と工芸品級の美しさを備えた逸品です。

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 Amazonなどで「モバイル キーボード」と検索すると、薄さと軽さばかりを重視したモデルが多く見られます。個人的な趣味もありますが、これらのモデルは一般的なノートPCの内蔵キーボードよりも文字入力がしにくいものばかり。誤解を恐れずに記すならば、“妥協の産物”と感じるものが多々あります。

 もちろん薄さと軽さの両立は大事です。しかし、何よりも重視したいのは、最も頻繁に行うキー入力時の感覚です。快適な入力性能なくして、外部キーボードを使う価値はあるのでしょうか。

 ところが、EPOMAKERの「Luma40」は違います。40%という超コンパクトなサイズにオーソリニア配列を採用し、CNC削り出しのアルミボディーに透明キーキャップを組み合わせたキーボードです。見た目で興味を引かれる人は多いのではないでしょうか。

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全体は小さいのにキーキャップはスタンダードサイズというLuma40

 価格は1万9300円と高価です。そして率直に言えば、かなりのくせ者キーボードです。慣れるまでには相応の時間が必要になります。

 しかし、高級ラインのモバイル向けキーボードも大なり小なりクセがあり、自分をデバイスに合わせる必要がありました。そう思えば、Luma40にチャレンジする価値はある。なぜなら、タイプ感がかなり優れているからです。

格子状のオーソリニア配列を採用した小型キーボード

 どこから見ても外付けキーボードなのに、何か普段触れているキーボードとは違う感じがするLuma40ですが、その秘密はオーソリニア配列にあります。

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縦横どちらもすっきりとそろった配列を採用している

 一般的なキーボードは、キーの位置が横方向にズレているQWERTY(ロウスタッガード)配列です。これは19世紀末のタイプライターの構造というか技術的制約から生まれた配列で、「PCのキーボードといったらコレ!」といわれるくらいに現在でも普及していますね。

 対してオーソリニア配列とは、縦横のキーの位置が格子状にそろっているもの。スマートフォンのソフトウェアキーボードの一部で使われており、また汎用性よりも効率性(とワクワクするかっこよさ)を重視する自作キーボードの世界でも普及しています。

 特にLuma40は文字/コード/プロンプト入力と編集における、ほぼ最小サイズといえる40%レイアウトです。ここまで小さくするからこそ、無駄のないオーソリニア配列が選ばれたと見ていいでしょう。

EPOMAKER Luma40 仕様
レイアウト 40%レイアウトキーボード、オーソリニア配列
キー数 47キー
バッテリー 1450mAh
バッテリー持続時間 ライティングオンで約7時間、ライティングオフで約75時間
接続方式 2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、有線接続
互換性 macOS、Windows、Android
キーボードサイズ 約240(幅)×87(奥行き)×20.8(高さ)mm
ケース素材 CNC加工アルミニウム
プレート素材 PCプレート
マウント構造 トレイマウント
防音構造 スイッチパッド、ボトムスポンジ
キーキャッププロファイル LAKロープロファイル
キーキャップ素材 透明PCプラスチック
ホットスワップ Kailhロープロファイルメカニカルスイッチ対応
ポーリングレート 2.4Gまたは有線モードで1000Hz、Bluetoothモードで125Hz
レイテンシ 3ms(USB)、5ms(2.4GHzワイヤレス)、15ms(Bluetooth)
アンチゴースト機能 Nキー・ロールオーバー対応
キーボード重量 約410g

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