レビュー

第2回 なんだ、この速さは! 「dynabook R732/W5」のスピードに2年半の進化を見てしまった「dynabook R732」(2012年秋冬モデル)ロードテスト(1/2 ページ)

旧愛機のdynabook RX3も、速度面ではさほど不満がないはずだった。別の高効率化を目的に「dynabook R732/W5」に乗り換えたところ、もう元には戻れない2年半の進化を目の当たりにしてしまった。

dynabook RX3→「dynabook R732」のスピードの違いに2年半の進化を見た

導入した東芝ダイレクトオリジナルモデルの「dynabook R732/W5(PR7325UGACBW)」。ちなみに2012年12月11日11時~12月20日15時まで「Xmasクーポンキャンペーン」が始まった。よりオトクな価格で購入できるので、購入を検討している人はぜひチェックしてほしい

 というわけで、Windows 8 Proをプリインストールした「dynabook R732/W5(PR7325UGACBW)」を早速業務PCに仕立てよう。

 まず、第1回で懸念していたポート拡張ユニット(PAAPR006)については、RX3時代に購入したものがそのまま使い回せた。

 拡張ユニットに装着するだけですでに接続している周辺機器類が認識され、“システム”はほぼそっくりそのまま引き継ぐことができた。Windows 8のデスクトップUIを一般個人用途で使う分においては、(よほど特殊な周辺機器を使用していない限り、)基本的にはWindows 7時代の機器を併用できるので安心である。

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早速、dynabook R732/W5を我が家の“システム”にドッキング。旧PCで使っていた機器は、機器のコネクタ差し替えなしにそのまま新PCでも可能となった。うーん。ポート拡張ユニット、改めて便利である。メーカー標準のポート拡張ユニット/ドッキングステーションを用意するモデル、昨今はかなり少なくなっているが……R732ならしっかり用意してある。外出先/自宅やオフィスにて1台のPCをフル活用する人は、ぜひ同時導入を検討してほしい

 また、ポート拡張ユニットとともに併用するディスプレイや外付けキーボード/マウス、データ保存のための外付けストレージに加えて、2012年末現在はクラウドメール(Gmail)、クラウドストレージ(SkyDriveなど)、クラウド型オフィススイート(Office Web Apps)、クラウド保存型日本語入力環境/設定/登録辞書(ATOK Passport)など、インターネットにさえアクセスできればどのPCでも、すぐ仕事OK──とする環境も整ってきている。PC買い換え時もこうしたサービスは有効に使いたいところである。

 dynabook R732シリーズには「東芝デスクトップアプリメニュー」というアプリケーションランチャー機能が用意されている。ご存じの通り、Windows 8はこれまで存在した“スタートメニュー”がなくなり、「スタート画面」と呼ぶスマートフォン/タブレット風のタイル型ユーザーインタフェースが新設された。東芝デスクトップアプリメニューは、スタートメニューに慣れていた人がひとまずの代替として、スタートメニュー風に使えるよう用意されたツールだ。

デスクトップUIモードで活用できる「東芝デスクトップアプリメニュー」は、以前のスタートメニューのようにインストールされているデスクトップUIアプリを一覧表示できる。「システムセッティング」の項目よりスリープ&チャージのオン/オフなど、システムまわりの詳細な設定もここからできる

 ここより、アプリケーションの起動・選択のほか、省電力設定やセキュリティ設定などPCのさまざまな設定も行えるようになっている。Windows 8のスタート画面もこれまでWindows PCを使っていた人なら使い出せばすぐ慣れる、あるいは代替の操作方法を自信で工夫できるものだが、新しい操作方法に少し不安がある場合も大丈夫だ。この独自メニューのおかげで迷わず操作できるのはありがたい。

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