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ThinkPad X1 Carbon Touch、米国登場触れるか~ぼん、ニッポンまだー?

タッチパネルを搭載してWindows 8への最適化を訴求する“X1 Carbon”が米国で登場した。最小構成価格は1399ドルからで、米国出荷開始は12月21日の予定だ。

タッチパネル搭載で重さは1.55キロ

 米国Lenovoは、12月11日(現地時間)に、タッチパネルを搭載する「ThinkPad X1 Carbon Touch」を発表した。米国Lenovoは、タッチ操作の対応でWindows 8への最適化が進んだと訴求する。本体の重さは1.55キロ、本体のサイズは331(幅)×226(奥行)×20.85(厚さ)ミリとなる。

タッチパネルを搭載した「ThinkPad X1 Carbon Touch」は、本体の幅と奥行きは従来の“Carbon”と共通するが、重さと厚さは増した

 米国向けモデルの仕様は、ディスプレイサイズが14型ワイドで解像度は1600×900ドットと従来モデルと共通するが、10点同時に対応するマルチタッチパネルを内蔵する。CPUは、Core i7-3667U(2GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)、または、Core i5-3427U(1.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.8GHz)が選択可能。バッテリー容量は45ワットアワーで駆動時間は7時間以上としている。

 無線接続は、IEEE 802.11a/g/n準拠の無線LANとBluetooth v4.0を利用できる。そのほか、本体搭載インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0 Mini DisplayPort、ヘッドセット端子、14 in 1メディアカードリーダを備える。Core i5搭載モデルの標準構成は、データストレージが容量128GバイトのSSD、システムメモリはDDR3-1333を4Gバイト、OSは64ビット版 Windows 8を導入する。Core i7搭載モデルの標準構成は、データストレージが容量256GバイトのSSD、システムメモリはDDR3-1333を8Gバイト、OSは64ビット版 Windows 8 Proを導入する。

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 ACアダプタでは、オプションで軽量小型の65ワットタイプを用意する。出力65ワットで厚さが17ミリ、重さは235グラムと標準のACアダプタと比べて半分弱のサイズだ。

 ThinkPad X1 Carbon Touchは、米国で受注を開始しており(ただし、製品発送は12月21日から)、最小構成価格は1399ドルから(発表資料による。米国LenovoのWebページでは1499ドルから)となっている。

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