これは“美しい”Ultrabook、薄型軽量13時間動作の新シリーズ──「dynabook V632」:2013年PC春モデル
ボディ、ディスプレイ、サウンド。ともに「美しさ」を強く意識したUltrabookの新シリーズが東芝より登場。13.3型サイズで1.21キロ、13時間の長時間動作性能を実現する。
13.3型、1.2キロ、13時間動作、“美しさ”を追求したUltrabook
東芝は3月13日、個人向けPCの新シリーズ「dynabook V632」を発表。2013年3月20日に発売する。価格はオープン、店頭モデルの発売時実売価格は14万円前後と予想される。
テーマは「煌めき」。デザイン性、サイズ感、PCパフォーマンス、AV性能、使いやすさを高度にバランスさせ、個人の利用シーンを強く意識した13.3型Ultrabookの新シリーズとして新たにラインアップに加えた。
ディスプレイは1366×768ドット表示の13.3型ワイド(TN)液晶を採用し、本体サイズは316(幅)×207(奥行き)×7.6~17.9(厚さ)ミリ、重量は約1.21キロ。同じ13.3型サイズのdynabook R632比で奥行きが約20ミリ短い、省スペースなボディを実現する。また、マグネシウムの板をプレス加工したバスタブ構造のロワーパネル、裏面のハニカムリブ構造といった独自技術により薄型軽量ながら堅牢性もある、金属感あふれる美しいシルバー基調のボディに仕上げた。
ディスプレイ表示は東芝の超解像・映像補正技術「Resolution+」の新機能 テクスチャエンハンスメントにより写真・被写体本来の質感を再現し、より鮮明な表示が可能に。さらに東芝製テレビ REGZAシリーズと同じく「液晶部材別の個体差に合わせ、製造工程で1台1台色合いを調整」するこだわりも含めた。「個人PCの世界でここまでこだわったモデルはないと思う。REGZAシリーズと同じ手順で手間をかけて実施している」(東芝)。
サウンド面は、ハーマン・インターナショナルと共同開発したharman/kardonスピーカーを底面に実装。薄型ボディなら一般外付けスピーカーに劣らないとするサウンド出力を実現しつつ、消えてしまいがちな音域を補正し、スピーカーの能力を最大限に引き出す「dts Studio Sound」ソフトウェアも用意する。
店頭モデルV632/26HSの主な仕様は、Core i5-3337U(1.8GHz/最大2.7GHz)、8Gバイトのメインメモリ、128GバイトSSDなどで光学ドライブは非搭載。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth、このほかUSB 3.0×3、HDMI出力、SDメモリーカードスロット、92万画素Webカメラ、harman/kardonブランドのステレオスピーカー+dts Studio Soundソフトウェアなど。バッテリー動作時間は約13時間と長時間動作を実現する。
キーボードは日本語JIS配列で、19ミリピッチ、0.2ミリへこませた凹型キートップを採用し、打ちやすさの点も訴求する。暗所で使いやすいキーバックライトも備えた。
ソフトウェアは、Office Home and Business 2013、Adobe Photoshop Elements 11、Adobe Premiere Elements 11、RZスイート express(DTCP-IP対応DLNAクライアント)をプリインストールする。
dynabook V632店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
dynabook V632 | V632/26HS | Ultrabook | 新シリーズ | Core i5-3337U (1.8GHz/最大2.7GHz) | 8GB (DDR3) | 128GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 14万円前後 |
dynabook V632店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook V632 | V632/26HS | 13.3型ワイド | 1366×768 | Intel HM76 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約1.21キロ |
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