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富士通、タブレット端末にも搭載可能な“世界最小”の非接触型静脈センサーを実用化
富士通は、世界最小/最軽量をうたった小型タイプの手のひら静脈認証センサーを実用化したと発表した。
富士通および富士通フロンテック/富士通研究所は4月12日、超小型タイプの非接触型手のひら静脈認証センサーを実用化したと発表した。
今回発表となったモデルは、本体サイズ25(幅)×25(奥行き)×6(高さ)ミリ/約4グラムという超小型筐体を実現し、従来比で約5.2ミリの薄型化と約56%の軽量化を達成した。また従来モデルとの運用互換性も有しており、現行製品との混在利用や移行が容易な点も特徴となっている。
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