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3Dプリンタ向けファイル出力にも対応した3DCG作成ソフト「Shade 3D ver.14」――イーフロンティア

イーフロンティアは、同社製の3DCG作成ソフト「Shade」シリーズの最新版「Shade 3D ver.14」を発表した。

 イーフロンティアは6月17日、同社製の3DCG作成ソフト「Shade」シリーズの最新版「Shade 3D ver.14」を発表、7月25日に販売を開始する。通常版価格は下位の「Shade 3D Basic ver.14」が9800円、中位の「Shade 3D Standard ver.14」が4万円、上位の「Shade 3D Professional ver.14」が8万円。

Shade 3D Basic ver.14(左)、Shade 3D Standard ver.14(中)、Shade 3D Professional ver.14(右)

 今回のバージョンでは製品タイトルを従来の「Shade」から「Shade 3D」にリニューアルした。すべてのグレードでWindows/Mac OSのどちらでも使えるハイブリッド版としての提供となっている。

 機能面では3Dプリンタ出力用の「STL」フォーマットをサポートしたのがトピックで、出力装置で加工可能な大きさの範囲内に形状を出力する機能なども備えた。ほか、階段状オブジェクトなどの作成を容易にする「線のオフセット」機能や、オブジェクトに画像を張り込む際に便利なUVメッシュ展開機能「LSCM」などもサポートした。

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 また、偏向方式の3D対応ディスプレイで透視図を立体視することも可能。従来はNVIDIA 3D VISIONでのみ立体視を実現していたが、今回のバージョンではこれに加えてプラットフォームに依存しない立体視環境を簡単に構築可能となっているのが特徴だ。

 対応OSはWindows Vista/7/8、Mac OS 10.7/10.8。

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