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Lenovo、2560×1440液晶に刷新した“テーブル”PC「Horizon 2」2014 International CES

27型サイズの“テーブルトップ”PCが、第4世代Core+超高精細液晶を備えてリニューアル。価格は15万円前後から。

27型サイズのテーブルトップPC「Horizon 2」

 Lenovoは1月7日(現地時間)、米国・ラスベガスで開催されている展示会「2014 International CES」で、27型サイズのテーブルトップPC「Lenovo Horizon 2」を発表した。発売は2014年6月初旬を予定する。

 Horizon 2は、2013年1月に発表した「IdeaCentre Horizon」の後継となる27型サイズの液晶ディスプレイを内蔵するオールインワンPC。スタンドを立てて1人で使う大画面デスクトップPCとして、スタンドを寝かせて複数人数でPCを囲んで使う“テーブルトップPC”として専用UI「Aura」とともに活用できる、新たなPC活用例の1つとして同社が提案するPCだ。なお、日本ではサイズが大きすぎて日本の家屋には合わない──という判断でやや小型の「Flex 20」を投入している。

 主な仕様は、CPUに第4世代Core i7、メインメモリは最大8Gバイト、ストレージは最大500GバイトのHDDないし500GバイトのSSHD(8GバイトSSD内蔵ハイブリッドHDD)、ディスプレイは2560×1440ドット表示ないし1920×1080ドット表示の27型ワイド液晶ディスプレイ(10点マルチタッチ対応タッチパネル ジョイスティックも付属)、グラフィックスはGeForceブランドの外部GPUを選択できる。ほか、USB 3.0×3、HDMI入力、Dolby Home Theaterソフトウェア付きステレオスピーカー、デジタルアレイマイク、802.11b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFCリーダー、720p Webカメラ、4時間動作バッテリーなどの機能を備える。

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 本体サイズは厚さ19.5ミリ、重量は約7.655キロ。専用UI「Aura」のほか、専用ジョイスティックとともに“テーブル”モードで使える約60種のゲーム、アプリケーションをプリインストールする。価格は1499USドル(約15万6525円 2014年1月7日時点、以下同)から

可倒式スタンドによりテーブルモード、AIOデスクトップモード、それぞれのシーンで使い分けられる

自宅クラウドストレージになる、2発仕様のパーソナルNAS「Lenovo Beacon Home Cloud Center」

 個人向けNAS製品「Beacon」も投入する。こちらは、自宅内外、自分、家族を含めてさまざまな機器で使用するファイルを1つにまとめて活用するシーンを想定する家庭用NAS(ネットワークHDD)キットだ。

パーソナルNAS「Lenovo Beacon Home Cloud Center」

 主な機能は「ファイルをひとまとめ/共有して再生できる無線接続対応NAS機能」「外出先で自宅ファイルを参照・再生できるリモートアクセス機能」「アプリ連携により、スマホ/タブレットのマルチメディアファイルを自動アップロードする機能」「HDMI出力により外部のテレビ/ディスプレイで再生できる機能」などを備える。プロセッサにデュアルコアAtomのインテルシステムを採用し、メインメモリは1Gバイト。3.5インチストレージを2基実装可能で、最大6Tバイトまで(3TバイトHDD×2)のストレージ容量で運用可能だ。

 主なインタフェースは有線LAN、802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.01、3Gデータ通信モジュール、USB 3.0(OneKye対応)、HDMI出力など。発売は2014年4月上旬を予定、価格はストレージなしで199USドル(約2万779円)から

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