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「MacBook Air」で使いたい!! 自宅&モバイルを快適にする10のアクセサリー広田稔のMacでいきます(26)(2/3 ページ)

新年度に向けてMacBook Airを購入するなら、一緒にそろえておきたい周辺機器もチェック!

その3、Thunderbolt Dock

 ディスプレイや外付けHDDなどの周辺機器が増えていくと、煩雑になるのがケーブルの抜き差しだ。Thunderbolt Dockを用意すれば、Thunderbolt/FireWire/USB/Ethernetなどのケーブルを全部つないでおいて、1本を抜き差しするだけで一気に着脱できる。自宅メインでほとんど動かさない人でも、MacBook AirはUSBが2基で端子が埋まってしまいがちなので、せめてUSBハブぐらいは持っておきたい。

ベルキンの「Thunderbolt Express Dock」は、Thunderbolt/FireWire 800/USB 3.0×3/Ethernet/マイク/ヘッドフォンの端子を用意。ACアダプタのプラグが3ピンなので、一般的な電源に刺す場合は2ピンの変換アダプタが必要だ
ほかにも、HDMI/DVIとディスプレイ出力が異なる2モデルを用意したマトロックスの「Matrox DS1」(写真=左)、Thunderbolt/FireWire 800/eSATA/USB 3.0とストレージの接続に向いたアキシオの「AKiTiO THUNDER DOCK」(写真=右)などがある

その4、ケーブルホルダーやボックス

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 机の上をすっきり見せるコツは、なるべくケーブルを隠すこと。とはいえ、LightningやACアダプターなどのケーブルは抜き差しが多いため「だらっ」となりがちだ。ケーブルホルダーやケーブルボックスを活用して、見た目を利便性を両立させよう。

ブルーラウンジの「CableDrop」(価格は1480円、写真=左)や「SUMO」(同1280円、写真=右)など、シンプルでMacにデザインが合うケーブルホルダーも多い
ケーブルボックスは自作する手もありだろう。筆者はアンカーの5ポートUSB充電器と、100円ショップで売っていた収納ケースを組み合わせてみた
布の折り目にケーブルを通し、ケースをひっくり返してスマホなどを乗せる。かかった費用は充電器も含めて2000円ほど

その5、冷却台やスタンド

 動画編集などの重い処理をノート型Macに指示すると、CPUやグラフィックスに負荷がかかって熱を持ち、冷却ファンが高速回転し始める。特に夏は机の上に直置きすると熱がこもることもあるので、冷却台やスタンドを使ってノートの底部も空気にさらすといい。

筆者は、販売終了して久しいバード電子の「インタークーラー」を使い続けている。この製品はもう買えないが、ファン内蔵で少し傾斜が付いたタイプをオススメしたい(写真=左)。スタンドでは、MacBook AirやMac miniを立てる用途で、299円と激安なIKEAのナプキンホルダーを使う猛者もいるとか。お試しの際はあくまで自己責任で……(写真=右)

その6、スピーカーやヘッドフォン

 MacBook Airの内蔵スピーカーはステレオとはいえ、やはり音の迫力は十分とは言いがたい。外部スピーカーやヘッドフォンがあるだけで、音楽や映画の印象がずいぶんと変わってくる。音質を優先するなら有線タイプ、手軽さを求めるならBluetoothやAirPlayなどの無線タイプを選ぶべし。

ハーマンインターナショナルのBluetoothスピーカー「JBL JEMBE WIRELESS」(写真=左)と、パナソニックのAirPlay専用スピーカー「SC-AP01」(写真=右)。Bluetoothは、無線LAN環境なしでも使えてAndroid端末にも対応というのがメリットだ。AirPlayは、使用前のペアリングが不要で可逆圧縮の「Apple Lossless」で転送するため音質が劣化しないのが特徴になる

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