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アップルストア表参道、注目すべき3つのポイント林信行がディープに解説(3/3 ページ)

いよいよアップルストア表参道がオープンする。表参道の景観に溶け込むガラスで覆われた新店舗の魅力を林信行氏が解説。

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360度のジーニアスバーとPro Labで購入後も通う

ジーニアスバーはテーブルを囲んでスタッフと相談者が並んで座れるレイアウトになっている

 アップルストア表参道のスタッフは125名で、このうち3名は、アップルストア銀座オープン初期からいるスタッフだという。

 さて、アップルストアと言えば、最大の特徴は修理や使い方の相談など、アップル製品に関するどんな相談事でも持ち込める「ジーニアスバー」というサービスだ。これまではBARという言葉のイメージ通り、机の片側にジーニアスと呼ばれる店員が立ち、その向かい側に顧客が座って向かい合うというスタイルだった。

 しかし、ここ数年は世界中のアップルストアで、店員と顧客が横並びで座って1台のMacや1台のiPad、1台のiPhoneを一緒にのぞき込んで指導するスタイルが広がっており、1つの長いテーブルの4辺を店員と顧客で囲むようにして座る(このため360度のジーニアスバーと呼ばれている)。

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 アップルストア表参道は、国内の直営店としては初めてこの360度のジーニアスバーを採用している。また、ジーニアスバーのサービスに加えて、やはり、こちらも日本では初の試みとなる、Pro Labsというサービスが提供される。Pro Labsでは、Apertureや、Final Cut Proなど、それぞれ4つのセッションで構成されるプロ向けツールの講習を受けられる。

アップルストア表参道の限定商品とW杯関連商品

 アップルストア表参道では、目前に迫ったグランドオープンに向けて、同店でしか入手できない(数量も限られた)限定アクセサリーをいくつか用意している。

 1つ目はパワーサポートが江戸切子調で作ったiPhoneケースの「Omotesando+kiriko エアージャケット for iPhone 5/5s」。これは同社が元々「AIR JACKET“kiriko” for iPhone 5s/5」として発売していた切子調のケースに表参道の地図をあしらったスペシャルバージョンだ。

 一方、iPhone/iPad用の外部バッテリーブランドとして人気のmophieは「Omotesando」と書かれた「mophie juice pack powerstation mini Omotesando Tokyo Edition」を用意。

 最近、アップルが買収したことでも大きな話題となったBeats Electronicsは、Bluetoothスピーカー「Beats by Dr. Dre Pill 2.0 Speaker Omotesando」を提供。こちらは「Beats by Dr. Dre Pill 2.0 Speaker」をベースに、ラインカラーを変更し、背面に、表参道通りに立つ灯籠をあしらっている。

アップルストア表参道限定商品やワールドカップ関連のアクセサリも並ぶ

 だが、今日しか手に入らない記念の品といえば、10時の開店から先着5000名に配布される予定のグランドオープン記念「Apple Store, Omotesando」特製Tシャツだろう。開くと一面にケヤキの葉が広がる素敵な箱に、ケヤキの葉をあしらったTシャツが収まっている。

 なお、アップルストア表参道では、ついに開幕したワールドカップ関連グッズも大々的に販売しており、その中にはサッカー日本代表チームのSAMURAI BLUEにちなんだ青いヘッドフォン「Beats Studio Blue-Red」も並んでいる。日本だけという超限定カラーモデルで、日曜日朝の日本代表の第1戦、対コートジボワール戦をヘッドフォンで静かに熱く観戦しなければならない人にお勧めしたい商品だ。

5000枚配布されるオープン記念の特製Tシャツ。ケヤキの葉でできたリンゴのロゴがあしらわれている

 ついに始まったFIFAワールドカップ2014ブラジル大会の初戦(ブラジル-クロアチア戦)にあわせて早起きをした人は、そのまま早起きついでに表参道を目指してみてはいかがだろうか。

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