ASUS、法人/教育向けの11.6/13.3型Chromebook――デスクトップ“Chromebox”も用意
ASUSは、Chrome OSを採用する低価格PC「ASUS Chrome」シリーズを発表。ノートの「Chromebook」はもちろん、小型デスクトップモデルの「Chromebox」もラインアップした。
ASUSTeK Computer(ASUS)は7月29日、Chrome OSを採用する低価格PC「ASUS Chrome」シリーズを発表した。8月1日より法人/教育機関向けに受注を開始する。価格はいずれもオープンだ。
Chrome OSを採用する法人/教育機関向けのエントリーPCで、クラムシェルノートの11.6型モデル「ASUS Chromebook C200MA」と13.3型モデル「ASUS Chromebook C300MA」、小型デスクトップモデルの「ASUS Chromebox」の計3製品をラインアップした。
ASUS Chromebook C200MA/同 C300MAは、1366×768ピクセル表示対応の11.6型ワイド液晶(グレア)/13.3型ワイド液晶(ノングレア)を内蔵するノートPCで、ともにCPUはCeleron N2830(2.16GHz)、メモリは2Gバイト、ストレージはeMMC 16Gバイトを内蔵している。
IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI映像出力、音声入出力、インカメラも備えている。バッテリー駆動時間はそれぞれ約11時間/10時間だ。本体の厚さと重さはC200MAが19.8ミリで約1.1キロ、C300MAが20.3ミリで約1.4キロ。
ASUS Chromeboxは、本体サイズ124(幅)×124(奥行き)×42(高さ)ミリで約0.6キロの小型筐体を採用したデスクトップモデルだ。VESA規格対応のフリーマウントにより、液晶ディスプレイの背面などに設置できる。CPUはCeleron 2955U(1.4GHz)を、メモリは2Gバイト、ストレージは16GバイトSSDを搭載した。
ギガビットLAN、IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI出力、DisplayPort出力、音声入出力なども備えるほか、ワイヤレスのキーボードとマウスが付属する。
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