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Oculus Riftの映像に自分の手の動きを重ねられるシステムをLeap Motionが発売

ジェスチャー入力ガジェットを手掛けるLeap Motionが、Oclus RiftのHMDに装着することで専用グローブなしにリアルタイムの手の動きを表示できるシステムを発表した。

 PCへのジェスチャー入力システムを手掛ける米Leap Motionは8月28日(現地時間)、米Facebook傘下のOculus VRのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に「Leap Motion Controller」(99.99ドル)を設置するマウンター「VR Developer Mount」を19.99ドルで発売すると発表した。



 OculusのDK1およびDK2に対応するこのマウンターでLeap Motion ControllerをHMDに設置し、同社の「Leap Motion SDK」のAPIを利用すると、コントローラーが追跡するリアルタイムの手の動きを手とその骨格モデルとしてほぼレイテンシなしに表示でき、VR用の専用グローブなどを装着する必要がない。ゲームなどでの採用例を見ることができる


 このマウンターは既存のコントローラを設置するためのものだが、Leap Motionは現在、VR専用のセンサー「Dragonfly(コードネーム)」を開発中であることも発表した。現行システムより視野角が広くなり、高精細でカラーになるという。OculusやソニーなどのHMDメーカーによる採用を想定している。

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