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2014年下半期に異彩を放ったPCパーツたちPC USERアワード(2/2 ページ)

チップセットではIntel 9シリーズが登場し、GPUでは、Maxwellが立ち上がった自作PCの世界。下半期で注目のPCパーツたちを紹介する(PC USER 20周年特別企画)。

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グラフィックスカード

2014年下半期のおすすめ「グラフィックスカード」――ITmedia PC USER編集部が選ぶ
GOLD STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5(ASUSTeK Computer)
SILVER GTX 970 GAMING 4G(MSI)
BRONZE GeForce GTX 980 4GB S.A.C(エルザジャパン)

 ゴールドを受賞した「STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5」は、ASUSが新しく立ち上げたゲーミングパーツブランド「STRIX」のグラフィックスカードだ。GPUにGeForce GTX 980を採用した最上位モデルで、グラフィックスメモリはGDDR5を4Gバイト搭載する。動作クロックはコア1178MHz(ブースト1279MHz)のオーバークロック仕様だ。また、グラフィックスメモリは7010MHzとなっている。

 STRIXシリーズのグラフィックスカードでは、GPU温度が65度を超えるまではファンの動作を停止した無音状態で動作可能な「ゼロノイズファン」機能をハードウェアレベルで搭載している。

デュアルファン搭載の高効率クーラー「DirectCU II」が異彩を放つ「STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5」

 シルバーを受賞したMSIの「GTX 970 GAMING 4G」は、GeForce GTX 970を搭載したグラフィックスカードで、MSI独自開発のクーラーユニットで最新世代となる「Twin Frozr V」を採用する。新しいファンを内蔵して従来のTwin Frozrと比べてノイズを約5%減らしたにもかかわらず、最大回転数において、GPU温度が約10度低くすることが可能になった。

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 動作クロックでは3つのモードを用意して、OC Modeで1140MHz/最大1279MHz、Gaming Modeで1114MHz/最大1253MHz、Silent Modeで1051MHz/最大1178MHzとなる。グラフィックスメモリはGDDR5を4Gバイト載せて、動作クロックは7010MHzだ。映像出力インタフェースとして、DVI-I、DVI-D、HDMI,DisplayPortを用意する。

MSI独自開発のクーラーユニットで最新世代となる「Twin Frozr V」が異彩を放つ「GTX 970 GAMING 4G」

 ブロンズを受賞したエルザジャパンの「GeForce GTX 980 4GB S.A.C」は、GPUとしてGeForce GTX 980を採用したグラフィックスカードで、冷却ファン2基を備えたオリジナルGPUクーラー「S.A.C」を搭載した。

 メモリは256ビットGDDR5 4Gバイトを内蔵。動作周波数はコア1152MHz(ブースト1253MHz)、メモリ7010MHzのオーバークロック仕様となっている。映像出力はDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3を備えた。

オリジナルGPUクーラー「S.A.C」が異彩を放つ「GeForce GTX 980 4GB S.A.C」
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