ニュース
LG電子初の“Windows 10 Readyスマホ”「Lancet」発売へ 4.5型のローエンド端末
今夏のモバイル向けWindows 10リリースをひかえ、LG Electronicsが同社としては初のWindows Phone 8.1端末「LG Lancet」をリリースした。ディスプレイは4.5型でメモリは1Gバイトなど、“Windows 10 Ready”の最低要件を満たすローエンド端末だ。
韓国LG Electronicsが初のWindows Phone 8.1端末「LG Lancet」を米国でリリースする。米通信大手のVerizonが5月14日(現地時間)、21日に同端末を発売すると発表した。販売価格は2年契約付きで月額5ドル(120ドル=約1万3000円)。
価格からも分かるようにローエンドモデルだが、今夏リリース予定のモバイル版「Windows 10」の最低構成要件を満たす“Windows 10 Readyスマホ”だ。
ディスプレイは4.5型(854×480)でストレージは8Gバイト(ユーザーが利用できるのは実質約4Gバイト)。プロセッサは米Qualcommの1.2GHz 4コア。
advertisement
米Microsoftは昨年2月、LG ElectronicsをWindows Phone 8端末製造パートナーとして紹介したが、LGからWindows Phone 8端末が出るのはこれが初めてだ。
機種名 | LG Lancet |
---|---|
OS | Windows Phone 8.1 |
ディスプレイ | 4.5型FWVGA(854×480、218ppi) |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8916(1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 1Gバイト |
ストレージ | 8Gバイト |
外部メモリ | microSD(最大128Gバイト) |
メインカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 30万画素 |
サイズ | 約129.80×64.80×10.70ミリ |
重さ | 約143グラム |
バッテリー容量 | 2100mAh |
ネットワーク | LTE対応 |
関連記事
国内メーカーが相次いでWindows Phoneに参入、日本で再起なるか
MWC 2015直前の2月後半、国内メーカーからのWindows Phone端末の発表が相次いだ。マウスコンピューターが開発を表明、京セラやfreetelもMWCに出展した。2011年以来となる新端末の発売により、国内で再起の可能性はあるだろうか。「Windows 10 Readyスマホ」と「ユニバーサルアプリ」を推進するMicrosoft
バルセロナで開催されたモバイル業界最大のイベント「Mobile World Congress 2015」にて、Microsoftは「Windows 10」にアップデート可能な新型スマートフォン2機種と、PCでもスマホでも共通して使える「ユニバーサルアプリ」をアピールした。Verizon、新Windows Phone端末「Samsung ATIV SE」を発売へ
Samsungの新Windows Phone端末は5インチディスプレイ、2.3GHzクアッドコアで2年契約付きで199.99ドルだ。Windows Phone 8にLenovoやLGが参入──日本のメーカーはまだ
Microsoftは新たなWindows Phone 8パートナーとして中国ZTEやインドLavaなど新興国メーカー9社を紹介した。Microsoft、Windows Phone 7搭載の9機種を披露
Windows Phone 7のローンチイベントで、バルマーCEOが「glance and go」というスローガンを掲げ、Dell、HTC、Samsung、LGの新スマートフォン9機種を紹介した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.