Apple Watch「バンド単体購入」の悲劇――「レザーループバンド」交換リポート:購入時は要注意!?(1/2 ページ)
Apple Watchの「レザーループバンド」がやってきた。そして、1万9224円が財布から出て行った。
Apple Storeで購入できるApple Watch用バンドは6種類
何かと話題を振りまいているアップルの「Apple Watch」だが、6月8日に開かれた「WWDC 2015」では、Apple Watch向けの次期OS「watchOS 2」が発表され、さらなる進化が期待されている。
一方で、当初はApple Watch本体のみならず入手がほとんどできなかった交換用バンドも、発売から1カ月半が経過してようやく在庫が出てきたようだ。サードパーティーからも交換用のバンドが発売されているが、Apple Storeで購入できるバンドは6種類ある。
そのうち、42ミリに取り付けられるバンドのラインアップは、フルオロエラストマー製でピン式バックルの「スポーツバンド」、ステンレススチールメッシュでマグネット式バックルの「ミラネーゼループ」、ダッチレザー製でステンレススチール製バックルの「クラシックバックル」、ベネチアレザー製でマグネット式バックルの「レザーループ」、そして316Lステンレススチールアロイで専用バタフライバックルの「リンクブレスレット」と5種類ある。価格は、順に5800円/1万7800円/1万7800円/1万7800円/5万4800円(いずれも税別)だ。
この他、38ミリ用にはグラナダレザー製でマグネット式のバックルを持った「モダンバックル」も3万800円(税別)で用意されている。
バンドを交換できる楽しみ
筆者の場合、発売日での入手を絶対条件としたため、42ミリのステンレススチールケースと白のスポーツバンドという組み合わせを選んだ。本当のところ、バンドはミラネーゼループかなと思っていたが、事前の調査では人気が高く周りの人との“かぶり”が想定されたため、あえて敬遠したという側面もある。
また、実際にミラネーゼループを購入した人からは留め具の傷が目立つという指摘もあり、これは避けてよかったとホッとしたのも事実だ。ただ、白のスポーツバンドを日常で使い続けるにはやや目立ちすぎる嫌いもあったので、さてどうしたものかと悩んでいたが、バンドを交換できる楽しさが用意されているのもApple Watchのウリだ。
前述したように、バンドの種類やカラーリングを含めれば選択肢は複数に及ぶが、ベルトの微妙な調整が可能で、ノートPC利用時にパームレストを傷つけないという点に注目して、今回は42ミリ専用のレザーループを選んだ。
ベルトのカラーはストーン、ライトブラウン、ブライトブルー、ブラックが用意されるが、前者2つは汚れが気になる点を懸念し、ブラックはありきたりと考え、ブライトブルーを選択。サイズは手首回りが150~185ミリのM、180~210ミリのLから選べるが、ここはたいして考えずにL(MJ512FE/A)を注文したが、後に深く後悔することとなる。
Apple Storeから届いた段ボールは、大きさが342(幅)×125(奥行き)×40(高さ)ミリと大柄だったが、レザーループの箱自体は245(幅)×60(奥行き)×22(高さ)ミリで、ずっしりとした重量感があった。
関連記事
- Apple Watch、ケースとバンドの「全組み合わせ」98パターン大公開
ケースとバンドを交換して自分好みにカスタマイズできるApple Watch。全組み合わせの画像を作ってみました。 - 第29回 想像以上に面白い、Apple Watchのバンド交換
Apple Watchに対応したサードパーティーベンダー製のバンドが発売されたので、早速手に入れてみた。Apple純正と比べると少し質感は劣るが、バンドを交換する楽しさが手軽に味わえる。 - Apple Watchで人気のケースとバンドは? 読者にアンケートしてみた
ITmedia読者は、「Apple Watch」のどのモデルを予約したのでしょうか。 - 結局どれがおすすめ? Apple Watch「バンド全種類」一言レビューまとめ!
アクセサリーの少ないApple Watchでは、「どのバンドを着けるか」がデザインの大部分を占める重要な要素。編集部内のApple Watchユーザーが、それぞれのバンドの“一言レビュー”をお届けします。 Apple Watchを使って2週間――林信行の生活はどう変わったか
日々の生活を便利にする実用系アプリや注目のヘルスケア機能を紹介。Apple Watchのおかげで腰痛も軽くなる!Apple Watchで感じた心地よさと物足りなさ――待たれる“キラーアプリ”の登場
「スマートウォッチは物足りない」と感じていた筆者がApple Watchを使ってみた。購入したのは「Apple Watch Sport」だ。なぜこのモデルを選んだのか? そして改めてApple Watchを使ってみて感じたことは?本田雅一のクロスオーバーデジタル:「Apple Watch」の圧倒的な完成度とそれでも拭えない不安
群を抜いた完成度で登場した「Apple Watch」だが、これをもって「スマートウォッチというジャンルが確立する」とまでは確信できていない。量販店は在庫アリ 予約なしで「Apple Watch」を買ってきた【タイムラプス開封動画もあるよ】
品薄が伝えられる「Apple Watch」。都内量販店には一部モデルの在庫があり、予約なしで買えました。忙しい人向けにタイムラプスで撮った開封の儀もどうぞ。「Apple Watch at Isetan Shinjuku」でApple Watch販売開始 開封からファーストインプレッション
ついに発売された「Apple Watch」。「Apple Watch at Isetan Shinjuku」では予約客の受け取りにも行列ができていた。無事入手した製品の開封、そしてファーストインプレッションもお届けする「Apple Watch」発売! 表参道で聞いた「選んだモデル」と「何に使う?」
ソフトバンク表参道で「Apple Watch」購入者にインタビュー。“セレブ”にならうApple Watchコーディネート術も紹介!- Apple Watchで人気のケースとバンドは? 読者にアンケートしてみた
ITmedia読者は、「Apple Watch」のどのモデルを予約したのでしょうか。 - 屋外でApple Watchの画面が見にくいときにおすすめの設定
有機ELを採用するApple Watchは、直射日光の下など、周りが明るい場所では画面が見にくいことがあります。そんなときは、コントラストが高い文字盤に変えると見やすくなります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.