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「Windows 10」発売後の自作PC街はどうなる?古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

コアなPCユーザーの濃い愛により「Windows 10」の深夜販売は盛り上がったが、通常営業に戻った電気街での評判はどうか。街の声をまとめてみた。

「価格的にはちょうどいい」――Godavari下位のAPU「A8-7670K」が登場

 AMDからは新APUが売り出されている。4コア/4スレッド対応の「A8-7670K」で、価格は1万5000円前後だ。5月末に登場した上位モデル「A10-7870K」と同じ開発コード名「Godavari」に属し、6コアのGPU「Radeon R7」シリーズを内蔵する。TDP(熱設計電力)は95ワットで、CPU側のコアクロックは3.5GHz(ターボ時最大3.9GHz/倍率変更はアンロック)だ。

 入荷したパソコンSHOPアークは「Socket FM2+のAPUは価格的に1万5000円くらいのモデルがなかったので、ちょうどいいところに出てきたかなと思います。選択肢の1つとして存在感を出してくくれば」と話していた。

AMD「A8-7670K」のパッケージ
パッケージの裏面でAPUの実物を確認できる
パソコンSHOPアークのAPU価格表

 なお、Socket FM2+対応マザーの新製品も登場している。BIOSTARのMini-ITXモデル「Hi-Fi A88ZN」で、価格は1万2000円弱だ。A88Xチップセットを搭載し、同社独自のサウンド技術「Hi-Fi 3D」を採用している。「4K対応のHDMIを含めて3系統の映像出力ができますし、予算を抑えてちょっとしたAVマシンを組むのにちょうどいいと思います」(同店)という。

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BIOSTAR「Hi-Fi A88ZN」

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