「Windows 10」発売後の自作PC街はどうなる?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
コアなPCユーザーの濃い愛により「Windows 10」の深夜販売は盛り上がったが、通常営業に戻った電気街での評判はどうか。街の声をまとめてみた。
ASUSとBIOSTARのCeleron N3150搭載マザーが店頭に並ぶ
Braswell版Celeronをオンボードした小型マザーの新製品も多い。先週登場したのは、ASUSTeKの「N3150M-E」やBIOSTARの「N3150NH」など。どちらも4コアSoC「Celeron N3150」を採用しており、CPUクーラーはファンレスとなっている。価格は順に1万3000円弱と1万2000円弱だ。
N3150M-EはMicro-ATXサイズで、PCI Express x16スロット1基とPCI Express x1スロット2基を並べている。背面にはパラレルポートやPS/2ポートをそろえているのも特徴だ。BUY MORE秋葉原本店は「ASUSTeKという選択肢が出てきたところに意義がありますね。モノとしてはレガシーに強い点が注目されるでしょうか」と話していた。
N3150NHはPCI Express x1スロット1基のほか、DDR3 SO-DIMMスロットを2基備えている。背面はD-Sub 15ピンやHDMI端子が並ぶシンプルなレイアウトとなる。
そのほか、グラフィックスカードでは、やや変わり種のラインアップしてGeForce GT 730搭載のMSI製品「N730-4GD3V2」が話題を集めていた。価格は1万円前後だ。
2スロット占有タイプのグラフィックスカードで補助電源はない。白い基板を採用しているのが特徴だ。TSUKUMO eX.は「エントリークラスで装飾にこわだったモデルはそうそうありません。そこまでGPUパワーは必要なくても、マシン内部の見た目にこだわりたいという人には刺さるかもしれませんね」という。
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