レビュー
重箱スタイル「ThinkPad Stack」の“いいところ”と“わるいところ”:ただの周辺機器じゃない(1/3 ページ)
Lenovoから見た目もユニークなThinkPad周辺機器が登場した。ブロックのように積み重ねて使うモジュール方式をフルセットで使い倒す。
ココが「○」 |
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・4つのユニットコンパクトに積み重ね |
・ケーブル1本で接続完了 |
ココが「×」 |
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・4つ全部で重さ700グラム超 |
・組み合わせにコツあり |
ThinkPad Stack って何?
Lenovoが発売したThinkPadの周辺機器「ThinkPad Stack」は、最大4基のユニットを積み重ねた「重箱」のようなスタイルのユニークな周辺機器のシリーズだ。それぞれのユニットは機能別となっていて、以下の種類を用意している。
- ThinkPad Stack Bluetoothスピーカー(以下 スピーカーユニット)
- ThinkPad Stack 10000mAh パワーバンク(以下 パワーバンクユニット)
- ThinkPad Stack ワイヤレスルーター(以下 ルーターユニット)
- ThinkPad Stack 1TB ハードドライブ(以下 HDDユニット)
なお、製品パッケージのラインアップとしては以下の組み合わせをそろえている。
- スピーカーユニット単体「ThinkPad Stack Bluetoothスピーカー」
- パワーバンクユニット単体「ThinkPad Stack 10000mAh パワーバンク」
- ルーターユニットとHDDユニットのセット「ThinkPad Stack ワイヤレスルーター/1TB ハードドライブキット」
- 全4種類のユニットのセット「ThinkPad Stack プロフェッショナルキット」
今回は「全部入り」の「プロフェッショナルキット」の使用感を試してみた。
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箱を開けてみると、黒い箱に4つのユニットをていねいに梱包していた。アクセントに赤いラインを配置するあたり、ThinkPadとカラーデザインをそろえている。
4つのユニットは、高さは異なるが、幅と奥行きのサイズを136×76.8ミリに統一している。各ユニットは磁力で固定するが、このとき、「ポゴピン」と呼ぶ有線接続を介して電気的に結合する。4つのユニットの重ね順は任意だが、Quick Setup Guideによると、ルーターユニットとHDDユニットはなるべく隣り合わせがいいなどと書いてある。ただ、実際に使ってみると特にそれほど気にすることもなかった。なお、ルーターユニットには、同時にHDDユニットを最大2台まで接続可能だ。
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