お店にはない！　「LAVIE Direct HZ」のハイスペックなクラムシェルモデルを使ってみよう：超軽量で持ち運びも楽々（1/3 ページ）

　NECパーソナルコンピュータの「LAVIE Hybrid ZERO」は、13.3型ディスプレイを搭載する軽量ノートPCだ。9月15日には、OSをWindows 10に一新した2015年秋冬モデルが登場した。店頭モデルは、タッチパネルを備えた2in1モデルを2機種、タッチパネルを搭載しないクラムシェルモデルを1機種用意している。クラムシェルモデルは、約779グラム（公称平均値）で軽さが際立つ。

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　NECの直販サイト「NEC Direct」では、Hybrid ZEROを「LAVIE Direct HZ」として販売している。Direct HZは、構成の一部をカスタマイズできる。店頭モデルにはない構成にすることも可能で、利用環境に合わせて「無駄のないHybrid ZERO」を構築することができる。

　本稿でレビューする「GN246Y/36」は、16万4800円（税別、最小構成時）から購入できる直販限定クラムシェルモデルだ。店頭モデルとの大きな違いは、CPUをCore i7-5500U（2.4GHz／最大3GHz）にスペックアップし、メモリを2倍の8Gバイトに増量した点にある。より処理能力が高く、よりメモリを多く必要とする作業をこなすことが多い人に向けたモデルである。

　評価機は、GN246Y/36をベースとして、OSをWindows 10 Pro（64ビット）、ストレージをPCI Express接続の512GバイトSSDに変更し、DVDスーパーマルチドライブ、USB-LAN変換アダプタ、VGA変換アダプタと「Office Home ＆ Business Premium」のライセンス（Office 365サービス付き）を同梱するカスタマイズを施している。この構成での、11月12日現在の販売価格は25万8400円（税別）だ。Windows 10 Proのプリインストールと、PCI Express接続のSSDは、直販モデルのみ選択できる構成だ。

「HZ550/CAB」と「GN246Y/36（評価機）」の主な構成

	HZ550/CAB（店頭モデル）	GN246Y/36（評価機）
OS	Windows 10 Home（64ビット）	Windows 10 Pro（64ビット）
CPU	Core i5-5200U（2.2GHz／最大2.7GHz）	Core i7-5500U（2.4GHz／最大3GHz）
システムメモリ	4Gバイト（LPDDR3 SDRAM）	8Gバイト（LPDDR3 SDRAM、デュアルチャネル）
グラフィックコア	Intel HD Graphics 5500（CPUに統合）
グラフィックスメモリ	最大2007Mバイト （システムメモリと共用）	最大4138Mバイト （システムメモリと共用）
ディスプレイ	13.3型ワイドクアッドHD（2560×1440ピクセル）IGZO液晶、ノングレア
タッチパネル	なし
SSD	128Gバイト（シリアルATA接続）	512Gバイト（PCI Express接続）
光学ドライブ	なし	DVDスーパーマルチドライブ同梱 （USB 2.0接続）
有線LAN	なし	1000／100／10BASE-T対応アダプター同梱 （USB 3.0接続）
無線LAN	Intel Dual Band Wireless-AC 7265 （IEEE802.11ac／a／b／g／n対応、最大867Mbps）
インタフェース	USB 3.0×2（うち1ポートはパワーオフUSB充電機能付き）、HDMI出力、ヘッドフォンマイクジャック
カードスロット	SDHC／SDXCメモリーカードスロット（UHS-I対応）
Webカメラ	有効画素数92万画素（HD解像度対応）／ステレオマイク内蔵
サイズ	319（幅）×212（奥行き）×16.9（高さ）ミリ
重量	約779グラム
バッテリー	リチウムポリマー（14.6V／2000mAh、ユーザー交換不可）
バッテリー駆動時間	約5.9時間
バッテリー充電時間	約3.0時間（電源ON時）／約2.5時間（電源OFF時）

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