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Windows 10の大型アップデート「Anniversary Update」8月2日に提供開始:無償アップデート期間終了後に
米Microsoftが、Windows 10の大型アップデート「Anniversary Update」を8月2日より提供開始する。
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米Microsoftは6月29日(現地時間)、Windows 10の大型アップデートとして今夏に提供予定としていた「Anniversary Update」を、8月2日に提供開始すると発表した。Windows 10への無償アップグレードは、予告通り7月29日に終了となる。
Windows 10の大型アップデートは、Anniversary Updateで2回目となる。ノートや付箋の作成など、ペンを使った手書き機能「Windows Ink」の実装や、音声パーソナルアシスタント「Cortana」(コルタナ)、Webブラウザ「Edge」の機能強化、セキュリティ関連のアップデートなど、これまでにWindows 10 Insider Previewで先行公開されていた新機能や改善が多数盛り込まれている。
同社Windows and Devices担当エグゼクティブバイスプレジデントのテリー・マイヤーソン氏は「Windows 10を提供開始したときのMicrosoftのビジョンは、最も安全で高機能のOSを提供することに加えて、段階的に改善されていく体験を作り出すことにありました。Windows 10 Anniversary Update はこの良い例です。将来的にさらなる改良を行えることも楽しみにしています」とコメントしている。
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Windows Inkのデモ
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