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初めてのウォークマンは脳みその中で音楽が鳴ってるみたいだった
それまでの音楽の聴き方を一変させてしまった「ウォークマン」。自分だけのオリジナルカセットテープ作りも、また楽しみな時間でした。
ライター:斎藤充博
インターネットが大好きで、ウェブ記事を書くことがどうしてもやめられない指圧師です。「下北沢ふしぎ指圧」を運営中。
連載:コンピュータ・メモリーズ
1982年生まれの筆者が、人生を通じて出会ってきたガジェットの超個人的な思い出をマンガで振り返ります。
初めてのウォークマンは脳みその中で音楽が鳴ってるみたいだった
今回は「ウォークマン」の思い出です。初めて聞いたときは「脳みその中で音が鳴っている!!」と思って死ぬほどびっくりしました。
90年代はJ-POPの全盛期。土曜の深夜にやっていた「カウントダウンTV」(今もやっていますね)を見て、そこで気に入った音楽のシングルCDを購入して聴くというのが、当時のスタイルでした。
気に入った音楽だけを入れたカセットテープをラジカセで作り、ウォークマンで聴くのは最高の自己満足。編集に苦労が多かった分、自分の世界にひたりやすかったです。
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あの頃から比べると、だいぶJ-POPの立ち位置も変わりましたよね。「自分が気に入っている」というより「みんなで盛り上がる」ための音楽に移り変わっているのかな、なんて思います。
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