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小物パーツの売れ筋からみる自作PCのトレンド:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
グラフィックスカードの支え棒や内蔵USB 2.0ハブなど、ちょっとした小物の新製品が注目を集めるときは市場のトレンドをうまい具合に反映していることが多い。そうした視点で自作PCのいまをみてみよう。
ASUSTeKのmini-STXマザー「H110S1」がデビュー!
11月初頭のASRock「H110M-STX」に続き、先週はASUSTeKからmini-STXマザーが登場した。H110チップセットを搭載した「H110S1」で、税込み価格は1万2000円弱となる。
H110S1はDDR4 SO-DIMMスロット2基とM.2スロット2基(通信用とストレージ用)、SATA 3.0端子2基、HDMI出力端子2基などを備える構造で、H110M-STXとよく似ている。別売りのACアダプタによって給電する仕組みも共通だ。
ただし、M.2スロットの対応SSDにサムスンの「SM951」やインテルの「530」シリーズが併記されおり、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「NVMeタイプだけでなく、SATA接続やAHCIタイプのSSDも使えそうです。そこが目立った違いですかね」と説明していた。
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売れ行きについては、爆発的なヒットを期待する声は聞かなかった。「超小型マシンが欲しい人やケースを自作する人など、とにかくニッチなところで光るマザーですからね。確実に需要はあるけれど、バンバンは出ないでしょう。長い目で見ていきたいと思います」(同店)という。
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