連載

【実録】ネット切断時にスマートスピーカーは使えるのか山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はインターネット回線の切断時にスマートスピーカーはどのような挙動を示すのか、その実録をお届けする。

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機器付属のリモコンはやはり必要

 以上のように、インターネットアクセスがなくなった場合、スマートスピーカーは全く利用できなくなってしまう。また組み合わせて使っているスマートリモコンも使えなくなるので、音声コマンドで家電製品をコントロールすることもできなくなる。

 こうした場合はスマートスピーカーでの操作を諦めて、機器付属のリモコンなどで操作することになる。スマホのテザリングで代替する方法もあるが、Google HomeのようにSSIDを切り替えることを想定していない設計だと、復旧後に元のネットワーク環境に戻すのもかなりの手間なので、あまり積極的にはおすすめできない。


インターネットアクセスがない場合、Google Homeアプリはデバイスの再セットアップを促してくる。ネットにつながらなければ未セットアップと見なす仕組みなのかもしれない

 今回のようなケースは頻繁に起こるものではないだろうが、落雷が多い地域であれば、ルーターが被害をうけることで、上記のような状態になる可能性は少なくない。

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 たとえスマートスピーカーとスマートリモコンが快適に使える環境であっても、機器付属のリモコンは使える状態をキープしておいたほうがよい、と痛感させられた。

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