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Dell、NYSEに再上場へ 「長期的価値構築にコミットする」とマイケル・デルCEO
2013年に創業者のマイケル・デル氏による買収で非公開化したDellが、5年ぶりに再上場する。傘下のVMwareに連動するクラスV株とDellのクラスC株の交換という方法で、NYSEに復帰する計画だ。
2013年に非公開化した米Dellは7月1日(現地時間)、再上場すると発表した。
「クラスV トラッキングストック」(ティッカーシンボルは「DVMT」)をクラスCの普通株式と交換することで、クラスC株式をニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する。クラスV株式は傘下のVMwareの業績に連動する株式で、約170億ドルの評価。クラスC株式との交換に際しては、追加の株式あるいは現金を提供する。これにより、取引規模は約217億ドルになる。VMwareはDellの上場後も独立性を維持する。
Dellは2013年9月、創業者であるマイケル・デルCEOと米投資ファンドのSilver Lake率いる企業グループに249億ドルで買収され、非公開化した。デル氏は非公開化の目的を、迅速な意思決定と長期的な開発戦略を可能にするためとしていた。
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デル氏は1日、CNBCのインタビューで「この5年間で多くの変化があった。われわれは事業を完全に改造し、重要なインフラ企業になった。(この再上場は)資本構成を単純化し、われわれが創出した価値を株主に公開するためのものだ」と語った。
デル氏は発表文では「Dellの長期的な価値を構築するために、私は深くコミットし、世界レベルのチームと協力していく」としている。
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