2種類のキーボードを選べる13.3型デタッチャブル2in1ノートPC「dynabook D83」シリーズ
東芝が法人向けPCの夏モデルを発表。新シリーズの2in1ノートPC「dynabook D83」を投入する。
東芝クライアントソリューションズは7月9日、法人向けPCのラインアップを一新し、全15モデルを発表した。
ラインアップは、15.6型ノートPC「dynabook B75、B65、B55、B45」、13.3型モバイルPC「dynabook R73、R63」、13.3型モバイルPC「dynabook U63」、12.5型2in1コンバチブルPC「dynabook VC」、そして新たに登場した13.3型デタッチャブルPC「dynabook D83」の5シリーズ。同日より販売を開始する(dynabook D83のみ9月下旬発売予定)。全モデルで最新のWindows 10(Windows 10 April 2018 Update)を適用済み。
今回追加されたdynabook D83は、着脱式キーボードによってクラムシェルノートPCとタブレットの両方の使い方を実現できる2in1 PC。最大の特徴は、2種類のキーボードを選択できる点で、HDMI、アナログRGB、USB Type-C、USB 3.0×2、ギガビットLANを搭載するキーボードドックと、機動性を重視した軽量キーボードを用途によって使い分けられる。なお、キーボードのデザインは共通化されており、キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mm。キートップが指先にフィットしやすいように、中央に0.2mmのへこみを設けている。
また、筐体内部にハニカム形状の穴を施すことで強度と軽量化を両立した他、静音性の高い冷却ファンの採用、4096段階の筆圧検知と240ppsのレポートレートに対応したアクティブ静電結合方式のペン入力など、従来のR82(12.5型デタッチャブルモデル)と比べて強化されたポイントも多い。
CPUには、Core i5-8350U vPro、Core i5-8250U、Core i3-8130Uを選択可能。タブレットスタイルの重量は約800g以下、軽量重視のキーボード装着時は1.1kg台、インタフェース重視のキーボード装着時は1.2kg台になる予定。バッテリー駆動時間は約10時間(いずれも目標値)。
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