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ASUSが狭額縁の“モダンPC”を投入するわけ狭額縁を強烈プッシュ(1/3 ページ)

ASUS JAPANが2019年3月29日、東京都港区にある「ASUS Store Akasaka」にてPC新モデルを発表した。ここでは、狭額縁の液晶ディスプレイを搭載したノートPC新製品を見ていこう。

 ASUS JAPANは2019年3月29日、東京都港区にある「ASUS Store Akasaka」にて、PC春モデル新製品の発表会を開催。先日取り上げたゲーミングPCに加え、新製品として「ZenBook 13」や「ZenBook S13」、「VivoBook 15」の3機種を紹介した。

 発表会では、溝上武朗 執行役員事業部長が登壇し、「先進的な機能と美しさを兼ね備えた“モダンPC”のトレンドが今後も続いていく」との見解を示し、今回の新製品は「ライフスタイルに合わせて魅力的な提案ができるPC」とアピールした。


発表会の冒頭で挨拶を行った溝上武朗氏

先進機能と美しさを兼ね備えたPCをMicrosoftとIntelが「モダンPC」とカテゴライズしている

ZenBook 13、ZenBook S13、VivoBook 15の3機種が紹介された

「NumberPad」を搭載した新ZenBook 13

 ZenBook 13(ZenBook 13 UX333FA)は、1920×1080ピクセル表示の13.3型液晶ディスプレイを搭載した薄型軽量モバイルノートPCだ。最大の特徴は、タッチパッドがテンキーとして使える「NumberPad」の採用にある。タッチパッド右上の仮想ボタンを押すとLEDでテンキーが表示され、テンキーモードとなる。

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 画面占有率89%の狭額縁デザインを採用しているのも目を引くポイントだ。前世代の製品と比べて、フットプリントを約21%削減したという。狭額縁でもWebカメラ位置は画面上部を維持している。ボディーサイズは、302(幅)×189(奥行き)×16.9(厚さ)mmで、重量は約1.16~1.25kgだ。

 また、画面を開くとベースボディーがチルトする「エルゴリフトヒンジ」を採用。快適なタイピングを行える角度がつく効果に加え、ボディーの下に空間ができることにより、オーディオ性能と冷却性能の向上にも貢献しているという。


ZenBook 13(ZenBook 13 UX333FA)は、13.3型の液晶ディスプレイを搭載したモバイルノートPC。価格は12万9500円(税別)から

タッチパッドがテンキーとして使える「NumberPad」を搭載する

5層構造とすることで鮮明な表示と快適な操作感を実現した

画面占有率89%の狭額縁デザインも大きな特徴

狭額縁デザインにより、フットプリントは前世代製品比で約21%削減したという

狭額縁でもWebカメラの位置は画面上部を維持している。Windows Helloで顔認証ログインができるIRカメラも内蔵する

画面を開くとキーボード部分がチルトする「エルゴリフトヒンジ」を採用。ボディー下に空間ができるため、オーディオの音質、冷却性能の向上にも貢献する

CPUにIntelの第8世代Core i5やCore i3を採用する

バッテリー容量は50Whと大容量を搭載

会場に展示されたZenBook 13。大型のタッチパッドにテンキー機能を備えている

左側面にHDMIやUSB Type-C端子を用意する

ZenBook 13を手にした広報のチンシュクジュン氏

会場に展示された14型のZenBook 14(ZenBook 14 UX433FN)
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