GeForce RTX 2070搭載で手頃な価格 「G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740」エントリーモデルを試す(3/4 ページ)
マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」。そのノートタイプ「NEXTGEAR-NOTE」シリーズのうち、15.6型ディスプレイにGeForce RTX 2070を組み合わせた「NEXTGEAR-NOTE i5740」のエントリー構成をレビューしてみた。
広視野角のIPS液晶ディスプレイを搭載
液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、表示解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。広視野角のIPSパネルを採用しており、斜めから見ても良い印象の表示だ。表面はノングレア仕上げのため、照明や外光などが映り込みにくく、視認しやすい。
エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて実測したところ、輝度は298ニト、コントラスト比は809:1、標準の色温度は7562ケルビン、色域はsRGBカバー率62%だった。
色域が広くないため本格的なクリエイティブ用途には向かないが、発色などは悪くなく、目視の印象は悪くない。
i1 Display Proを用いて作成したICCプロファイルをPhonon氏制作の色度図作成ソフト「Color AC」で表示。実線が本製品の色域で、点線で示したsRGBに対するカバー率は62.1%だった
RGB LEDバックライトキーボードを搭載
キーボードはテンキー付きのものを搭載している。主要キーのキーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mmという仕様だ。ピッチはフルサイズキーボードよりわずかに狭いが、この程度ならすぐに慣れるだろう。スイッチの感触はやや反発が強めでソフトに感じる。しかし底部の剛性はしっかりしていて、たわみなどはない。
RGB LEDバックライトも搭載しており、付属のユーティリティーソフトで発光カラーやパターンをカスタマイズすることもできる。
キーボード手前には2ボタン式のタッチパッドを備える。その中央部には、Windows Helloの認証で利用でき指紋センサーがある。利用するときだけLEDで位置が表示されるというユニークな演出も見どころだ。
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