東芝から16TB HDDが登場! サムスンからはPCIeカード型1.6TB SSDも!!:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
先週は、NAS向け16TB HDD「MN-He MN08ACA16T」が登場した他、Xtrfyの“スーファミカラー”キーボードやSeasonicの電源ユニットもデビューしている。
先週は、大容量ストレージの新製品が目立っていた。東芝からはNASや監視カメラ向けの16TB HDD「MN08ACA16T」と、3.5インチのスタンダードな6TB HDD「DT02ABA600」が登場した。価格は、順に6万円前後と1万2000円前後(税込み、以下同)となる。
東芝16TB HDDは約6万円、サムスン1.6TB PCIeカードは約9.2万円
特に注目を集めているのは、MN-Heシリーズの「MN08ACA16T」だ。現行のHDDで最大容量となる16TBモデルは、Seagateから2019年6月末にエンタープライズ向けの「Exos X16 ST16000NM001G」が、7月末にNAS向けの「IronWolf ST16000VN001」と「IronWolf ST16000NE000」が売り出されているが、東芝からは初のラインアップとなる。
入荷したTSUKUMO eX.は「10TB以上は、明確に用途を決めて買いに来られる方が増えます。14TB以上の選択肢がかなり少なくなっているので、良い位置に来たかなと思います」と話していた。
また、SSDではサムスンからPCIe x8接続のエンタープライズ向けシリーズ「PM1725b」が登場している。オリオスペックは1.6TBモデル「MZPLL1T6HAJQ-00005」を入荷した他、3.2TBモデル「MZPLL3T2HAJQ-00005」の受注も行っている。価格は順に9万2000円前後と16万3000円前後だ。
容量1.6TBとなるMZPLL1T6HAJQ-00005のシーケンシャルリードは毎秒5400MBで、ライトは毎秒2000MBとなる。
「法人さんは割と2.5インチSSDを好むところが多くて、PCIeカード型は個人や小規模オフィスで意外と人気があります。高速で大容量なSSDを求める方には面白いシリーズだと思いますよ」(同店)
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