“ニューノーマル”を迎えて初めての週末を迎えた秋葉原:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
大半の人はマスクをしている。店内に入るときは消毒もしている。それでいながら往来や店内はずいぶんとにぎわっているように見えたアキバ。緊急事態宣言が解除されてから、初めて迎える週末だ。
東京都や周辺県の緊急事態宣言が解除され、秋葉原の街の往来は、先週と比べても目に見えて回復したように見える。
ドスパラ各店の営業も再開――にぎわい回復中の電気街
パソコンSHOPアークは「平日の昼間はかなり元通りになった印象がありますね。(仕事帰りや仕事ついでの客層が減る)夜や土日にどうなるかは、これから見ていきたいと思います」と語る。同店も長らく時短営業を続けていたが、5月30日から通常営業に戻す。
4月7日から臨時休業していたドスパラ系列店(秋葉原本店、秋葉原別館、ガレリアeスポーツラウンジ)も、27日から時短ながら営業を再開。ドスパラ秋葉原本店のスタッフは「休業中に店内レイアウトをいじって、動線をすっきりさせました。お客さんの入りは3月頃と変わりませんね」という。
ただし、各店舗の入り口に消毒液が置かれ、来店者にマスク着用をお願い(もしくは義務付け)するポスターを貼り、レジ前に透明シートを垂らすといった、外出自粛中に常態化したスタイルを崩す気配はどこのショップでも見当たらなかった。
あるショップは「やはり第2波への警戒はありますから、感染症予防の体制は今後も続けていくつもりです。お客さんにも協力してもらえていますし、この習慣が定着しても問題ないかなと個人的には思います」と話していた。
実際、入り口にスタッフがいなくても消毒液を両手にかけて来店する人が多かったし、マスクなしで買い物している人もかなり少なかった。新常態がしっかり根付いている印象だ。
一方、新天地に移転したショップの様子はどうだったのだろうか。
関連記事
10コア20スレッドの第10世代Core iシリーズがデビュー
第10世代Core iシリーズと対応するIntel Z490搭載マザーボードがPCパーツショップに並んだ。ただし、CPUは当初の予想通り品薄傾向で、特にCore i9-10900Kは週末を待たずに売り切れるショップが多かった。テクノハウス東映が現店舗で最後の週末、アキバの街中に変化は?
週明けの5月25日にラジオデパート店と統合するテクノハウス東映が、移転セールのラストスパートをかけている。街の往来も回復傾向にある。アキバにWebカメラがじわじわ復活
緊急事態宣言以来、長らく枯渇していたWebカメラの在庫が店頭でちらほら見られるようになってきた。また、第10世代Core iシリーズの販売予約を受けつけるPOPも見かけるようになっている。閉店POPもセールもなく――ツクモDOS/Vパソコン館とツクモ12号店が幕を閉じる
「一部店舗の統廃合のお知らせ」がリリースされた翌日、ツクモDOS/Vパソコン館とツクモ12号店は週末を待たずに閉店した。店舗を訪ねても、閉店を知らせるPOPは見当たらなかった。新ソケット「LGA1200」搭載Z490マザーの予約がスタート! ただし、対応CPUの予約はまだ
5月20日に発売が予定されているIntel Z490チップセット搭載マザーボードの予約受付が、一部ショップでスタートしている。対応する新型Core iシリーズの存在感も高まっているが、果たして評判は?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.