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Tiger Lake搭載で最軽量構成は966g――Lenovoが13.3型モバイルノートPC「Yoga Slim 7i Carbon」発表 16:10液晶搭載

Lenovoが、Yogaブランドから1kgを切るモバイルノートPCを発売する。新しいカーボン素材を採用することで軽量化と丈夫さの向上を両立し、ビジネス利用に最適な16:10液晶ディスプレイも搭載した。

 Lenovoは10月11日(米国東部夏時間)、13.3型モバイルノートPC「Yoga Slim 7i Carbon」を発表した。

 なお、同モデルの日本における展開は未定だ。


Yoga Slim 7i Carbon

 Yoga Slim 7i Carbonは、同社のプレミアムPCブランド「Yoga(ヨガ)」から登場する。「Yoga Slim 7iシリーズ」の派生モデルで、その名の通りカーボン素材を使うことで軽量さと丈夫さを両立していることが特徴だ。

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 カーボン素材はスーパーカーでも使われている複層構造のものを採用しており、従来製品に使われているものよりも最大で40%の軽量化しつつも、25%の剛性強化を果たしているという。最軽量構成の重量は、約966gとなっている。


複層構造のカーボン素材を採用することで軽量化と剛性強化を両立したという

 CPUは第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)で、モデルによってCore i5-1135G7(900M/2.4G~4.2GHz、4コア8スレッド)またはCore i7-1165G7(1.2G/2.8G~4.7GHz、4コア8スレッド)を搭載している。メインメモリはLPDDR4x規格で、容量はモデルによって8GBまたは16GBを備えている。ストレージはPCI Express接続のSSDで、容量はモデルによって256GB、512GB、1TBのいずれかとなる。

 ディスプレイはsRGBの色域を100%カバーしたQHD(2560×1600ピクセル、アスペクト比16:10)の13.3型液晶を搭載する。この液晶はDolby Vision規格のHDR(ハイダイナミックレンジ)映像の表示にも対応し、TUV(テュフ)による低ブルーライト認証も取得している。Webカメラは、Windows Helloの顔認証にも対応するIR(赤外線)カメラユニット付きだ。


液晶ディスプレイのアスペクト比は、特に表計算アプリを使っているとうれしい「16:10」となっている。YogaシリーズのノートPCらしく狭額縁設計にも妥協はない

WebカメラはIRユニット付きで顔認証も利用できる

 外部ポート類は、Thunderbolt 4(USB4)端子×2、USB 3.1 Type-C×1、3.5mmイヤフォンマイクコンボジャックを備えている。バッテリー駆動時間はフルHD(1920×1080ピクセル)動画の再生時で最大15時間、「MobileMark 2014」を使ったバッテリーテスト時で最大13時間(いずれも自社測定値)となる。

 OSはWindows 10 Home(64bit)をプリインストールする。「Microsoft Office 2019」も付属する。


USB端子は全て「USB Type-C」形状なので、Type-A機器をつなぐには変換アダプターが必要となる

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