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まだテレワークで消耗している? よろしい、よみうりランド「アミューズメントワーケーション」の出番だモバイルディスプレイのすゝめ(4/5 ページ)

旅先でバカンスしながら仕事もこなす「ワーケーション」だが、都会にある遊園地の「よみうりランド」が新たな提案をスタートさせた。早速、モバイルディスプレイを片手に乗り込んでみた。

途中で降りたくなったら?

 作業に夢中になっていると、「何周したか分からなくなってしまう」と不安になるかもしれないが、スタッフがカウントしてくれているので大丈夫だ。1周するごとに、ゴンドラナンバーの書かれたホワイトボードにマグネットを積んでカウントしている。


ゴンドラごとに、「今、何周」かをカウント。筆者が乗ったのは12号車だった

 もっとも、降りる準備があるので、乗車時にスマホであらかじめタイマーを設定するなどしておくといいだろう。

 なお、途中で降りたくなったら、乗車時に渡された「降ります!」カードを掲げよう。乗降地点で気づいたスタッフが、ゴンドラのドアを開けてくれる。

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乗車時に渡される「降ります!」カード。小用や体調が悪くなったときなどに使える

 5周連続で乗車できる大観覧車の道のりも残り半周。ビデオ会議も終わり、プレゼン資料の内容がだいたいまとまったので、PCを閉じ、モバイルディスプレイと接続していたケーブルを抜き、バックパックにしまう。ディスプレイが2画面あったおかげで、作業効率は大幅アップだ。1時間かかる作業が45分ほどで終わっているのではないかと感じている(個人の感想です)。


すぐに撤収できるのもモバイル環境ならではだ

 非日常的な空間で、アドレナリンもドバドバと出て、一層集中できたというのもあるのだが、高所恐怖症はもちろん、閉所恐怖症の場合は避けた方が無難だろう。


いろんな意味でアドレナリンが出そうな眺望だ

お腹も心も満たされる

 園内には、複数のレストランがある。スカイゲート近くにあって洋食を中心とした幅広いメニューが楽しめる「Goodday」(グッディ)や、アクアエリアにある「ラ・ピシーヌ」、さらにはSTARBUCKS、大観覧車からほど近い場所にあるみそラーメン専門店の「味噌衛門」などがある。屋外にもポテト専門店、クレープ専門店、ケバブ専門店などが点在している。

 STARBUCKSでいつものコーヒーを楽しむのもよし、Gooddayで“ここでしか”食べられない食事を味わうのもよいだろう。


園内にあるSTARBUCKS。アクアエリアから近いからか、体験会では利用している人が多かった

 体験会は10月に開催されたので、筆者はGooddayでこの季節だけの特別メニュー「かぼちゃづくしのハロウィンハンバーグプレート」を注文した。外食なのに、しっかりと栄養を取れたような気がする。


真っ赤な血をイメージしたトマトソースのハンバーグとかぼちゃのグリルとサラダ、ゾンビの指のような骨付きフランクという構成のワンプレート飯。野菜たっぷりだ

レストラン内でもFree Wi-Fiが使える

ネットがつながれば、どこにいても仕事ができる

 仕事が終わったら、お楽しみのお風呂タイムだ。よみうりランド丘の湯は、温泉ではなくスーパー銭湯。とはいえ、勢いよく背中や腰、太ももに水流の当たるジェットバスや、長く入っていられる「ぬる湯」、露天にはつぼ湯や「絹の湯」などいくつもの風呂があって楽しい。


よみうりランド丘の湯は、スカイゲートからだと、「丘の湯プラザ」行きの階段を上がり、丘の湯プラザの建物内を通過した先の奥まった場所にある。入り口から想像もできないほど、中は広かった

 余談だが、丘の湯の外観写真を撮っていたときに、湯上がりで涼んでいた男性から「入るといいよ。広くて、いろんなお風呂が楽しめて、すごく安いから。得した気分になるよ」と声を掛けられた。得した気分になれる入館料は、平日670円だ。時間制限がないのもうれしい。仕事に来たはずなのに、すっかりいやされて帰途についた。


仕事の疲れをいやしてくれる大浴場。制限時間がないので気が済むまで浸かっていられる

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