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macOS Big Surが11.4にアップデート 多数の脆弱性と不具合が修正
米Appleは、macOSの最新版「macOS Big Sur 11.4」を公開した。
米Appleは5月24日(現地時間)、macOSの最新版「macOS Big Sur 11.4」を公開した。
今回のバージョンでは重大な不具合の修正として、
- Safariのブックマークの並び順が変わったり非表示のフォルダに移動することがある
- スリープからの復帰後、特定のWebサイトが正しく表示されないことがある
- 「写真」アプリからの画像エクスポート時にキーワードが含まれないことがある
- PDF検索時にプレビューが反応しなくなることがある
- 16インチMacBookで「Civilization VI」をプレイすると反応しなくなることがある
などの問題が修正。さらにカーネルやグラフィックスドライバなどにおける多数の脆弱性についての対応も行われている。
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また「Podcast」のサブスクリプションのサポートが行われ、チャンネルまたは番組を月額/年額プランで購入可能となっている。
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